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[ミャンマー]軍事政権がキャンプ閉鎖「自立促す」

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 大型サイクロン「ナルギス」がミャンマー南西部を直撃してから、2日で1カ月となる。国際社会の圧力を受けて、外国からの救援関係者の受け入れ拡大などに乗り出した軍事政権だが、一方で自宅を失った被災者が暮らす避難キャンプを、自立を促すためとの理由で閉鎖し始めている。すべてを失った住民を放り出す措置に、被災者や国際社会の反感が高まるのは必至だ。【篠田航一】

 ロイター通信は30日、地元当局者などの話として、南部チャウタンにある避難キャンプ39カ所がすでに撤去されたと報じた。政府当局者は「キャンプでは、被災者が寄付に頼ってしまう。故郷に戻った方が生活が安定する」と述べた。

 追い出された被災者は、自宅再建用に竹の棒20本と防水シートが与えられたという。被災者の一人は「政府は竹の棒30本を約束した。コメ配給もあると言ったが、何も与えられていない」と話した。

 キャンプ閉鎖が報じられたチャウタンは、最大都市ヤンゴンから約30キロ南に位置し、ナルギスの直撃で大きな被害を受けた。5月に毎日新聞記者が訪れた際には、道路沿いに軍事政権や国際赤十字などが設置したとみられるキャンプが点在。キャンプに入れず、寺院などで避難生活を送る被災者も多く、ほとんどは着の身着のままで自立にはほど遠い状態だった。

 AP通信によると、被災者は避難キャンプだけでなく、学校や寺院などの避難所からも追い出され始めているという。国連当局者は同通信に「被災者は、支援の手が届かない荒れきった故郷の村に、ごみのように投げ捨てられようとしている」と語った。



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