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イベント終了直後!感謝、感謝の“座談会”

―――イベントを終えて、今の気持ちは?

貫地谷/雪が降ってすごく寒いなかをこれだけ大勢の方に来ていただいて、本当に感謝ですね。私たちと会うことを目的に来てくださったことがすごくうれしい…。

青木/最高でした!普段はスタジオで撮影しているから、こうやってみなさんの反応を肌で感じられたこのイベントは貴重な経験なんですよ。僕も感謝の気持ちでいっぱいです。感謝祭って誰が言い出したんでしょう?いい言葉ですね。

茂山/僕はちょっと呆然としています。これほどみなさんの愛や反響を肌で感じることはなかったので…。さっき「感謝祭」は終わりましたけど、僕ひとりで感謝フェスタをずっとやっていきますよ!

加藤/今日、本当に大勢の方が応援してくださっているんだと実感しました。だから、責任を感じましたね。ますます気持ちを引き締めてやらなあかんと思いました。

吉弥/僕は落語会に行くと、みなさんの生の声を聞いていたんですよ。それで、みんなにこんな事聞いたって報告したりしてたんです。ひとり相談窓口って言ってたんですけど(笑)。今日はこれだけのお客さまが集まってましたから、みなさんの思いが一気にズシンと伝わってきました。みんなもそれは感じたんと違うかな。

一同/(うなずく)。

貫地谷/でも、みんなどっぷり疲れてますよね(苦笑)。初めてじゃないですか?こんなに体力を消耗したのは…。舞台の上では“疲れた”なんて全く思ってなかったんで、はしゃいでましたけど、急にどっときました(笑)。

吉弥/あがってたんでしょう。

加藤/人前に出るのが苦手なんで、こういう場は敬遠してたんですけど、今日、出させてもらってほんまによかった。

青木/僕らが出る前に西堀さんと遠藤さんが司会されてたでしょう。あの時、会場がうわ〜ってなってて、それ聞いた時点で僕はすでに興奮してました。舞台に上がったら、「いや〜」って声援が!嫌がってんのか?みたいなね(笑)。それから最後までずっと、うれしいばっかりやった。

茂山/僕もずっとうれしかったなぁ。舞台を降りるんが申し訳ないくらい…。お客さんが帰るんを舞台からお見送りしたかったもん。

一同/(深くうなずく)。

貫地谷/今日は本当にみなさんからパワーもらいましたよね。

吉弥/みなさん『ちりとてちん』が大好きな方ばっかりやから、どんな話をしてもすぐに「あのシーンのことや」とかって分かってくださって。

青木/すぐにレスポンスがありましたよね。ドラマを作っててこんなうれしいことはありませんよ。

吉弥/しかし、あのチャック事件はなぁ。神が降りてるよ。

加藤/いや、半分開いてて…。

貫地谷/半分か全部かなんてどうでもええわ(笑)。

加藤/徐々に上げてたんやけど。

吉弥/ミラクルがあったんですね〜。あのタイミングで青木くんと2人で立ち上がって芝居することになったでしょう(笑)。

加藤/背中向けて直したら、吉弥さんに案の定ネタにされた…。

吉弥/そら言わんとな!

貫地谷/(会場に)気づいてる人がいるかもしれないのに、言わない方があやしいでしょう!

加藤/公衆の面前でチャック開けてもうた…(ため息)。

一同/(苦笑)。

―――参加してくださったファンみなさんへ、来られなかったファンのみなさんへメッセージをお願いします。

吉弥/イベントが始まる前から前列の人はいいけど、後ろの人は?とか、2階席の人はどうしようとか…来てくれはった人全員に楽しんでいただくにはどうしたらええか、考えてたんですよ。それで、2部の最初に客席へ通じる扉から登場するというアイデアも出てきたんですけど。それと同じで、今日来られなかった人にもこのイベントを楽しんでほしい。テレビでの放送(2月24日に放送されました)は、そういう意味もあって実現したことなんですよね。

青木/テレビで放送されるっていうの、言うてたんかもしれんけど、今初めて知りました…。

一同/言うてたで!

吉弥/散々、言うてたやん。

貫地谷/打ち合わせしたときに!

青木/そのとききっと大切なこと考えてたんや(笑)。

一同/(笑)。

青木/でも、それ聞いてすごいうれしいです。テレビであっても、今僕らが感じてる感謝の気持ちは絶対に伝わると思うんで。

貫地谷/ホームページで完全採録もありますし、色んな方法で伝わるはずですよね。

茂山/今回来られなかった人たちにも楽しんでもらいたいというスタッフの優しさも分かっていただけたらいいですね。僕も参加させていただいたことで、来た人にはもちろん、来られなかった人にも何か伝えられるようにと思っていたんですよ。

加藤/同じ気持ちですね。

貫地谷/私も同じです(笑)。今回、来られなかった人がたくさん居たということもまた、私たちのやる気につながりました。この気持ち、応援してくださる人全員に届けたいと思って…。今日は、こうやってレスポンスが返ってくるんだというのがよく分かったので、これからも変わらず頑張っていかなくては!ですよね。

吉弥/ほんまやな〜。僕らは台本をもらったときから「ええな〜」とか「こうやろうかな〜」とか日々思っているんですよ。そんななかで今日は、やってきたことは間違いないんだなという確認させてもらったような気がする。

加藤/頭で考えてたことが実感できた感じです。明日から急に何かが変わるということでもないですけど、それって大事なことですよね。

青木/改めて思ったことは、変わらずしっかりやっていくということですね!

茂山/『ちりとてちん』に描かれているのは、当たり前のことを当たり前にやるというのは、とても大変だということ。そして幸せだということ。僕らにも、それは当てはまるんですよ。だから、これまでと変わらず当たり前のことを続けていくことが大事やと思いますね。

貫地谷/すごい!みんなが一緒の気持ちだ。

一同/(笑顔)。