西堀／今日、会場のみなさんは、やっぱり5人の素顔を知りたいなと思ってらっしゃる方が多いと思うのですが…。

遠藤／虎ちゃん（加藤さん）は普段どうとか、順番に語ってみましょうか。

西堀／加藤さん、普段はどんな感じなんですか？

貫地谷／もうありすぎて…（役と）ギャップが！

加藤／いや、普通でしょ？　普通の人でしょ？

一同／（しばし無言）

吉弥／あー、声小さいから2階席まで届いてないと思うんですよ（笑）。

加藤／（咳払い→大きな声で）普通の人でしょ！（爆笑）すいません慣れてなくて。

遠藤／茂山くんから見た虎ちゃんは？

茂山／いや、普通じゃないですよ、絶対（笑）。普通じゃない。ものすごかっこええ感じで、ぼそっ、ぼそって話すじゃないですか。

貫地谷／手はココですから。

茂山／そう、ココ。

加藤／（照れて）もうええやん。

吉弥／若狭の芸名を考える（シーンの）ときね。徒然亭掃除機ちゃうかとか、ソーセージとか言いましたよね。

茂山／（青木を指して）すっごい笑顔で

青木・茂山／「くさりがま！」（爆笑）

吉弥／で君（加藤さん）は葬式って言うたんですけど、その時の手が完全にこう（左手で右肩をさする）なってた（爆笑）。

貫地谷／なんのポーズだっていう。

青木／ビッシーって…。

吉弥／根は格好つけですか。カッコつけ？

加藤／……どう、思いますか？

青木＆吉弥／「賭けますか？」と同じ言い方や（爆笑）。

茂山／普段から算段してはるんです（笑）。やっらし〜（笑）。

貫地谷／算段の虎ノ介。

加藤／普通の33歳のおっさんです。……あれ？

貫地谷／ちょっとちょっと、33歳以上の方も来てますから（笑）。

吉弥／でも、四草は四つの草と書くので、ヨン様って言われてるんですよ。「ちりとてちん」のヨン様（笑）。

貫地谷／あの私、ヨン様大好きなんですよ。（加藤さんに）ヨン様ぁ？（爆笑）

遠藤／じゃ虎ちゃんの話はそれくらいにして、吉弥さんについて。虎ちゃんから。

加藤／……（無言で吉弥さんを見る）。（笑）

吉弥／ごめんな、ちょっと顔でかいからビックリするけど。

加藤／いや、あのお…（吉弥さんの顔をじっと見る）。（また笑）

吉弥／含みがあるみたいやからやめなさいそういうの！（爆笑）

加藤／ものすごい、いい人ですね。

茂山／嘘くさ〜っ（笑）。

加藤／いやいや、単純に憧れるんですよね。男として。

吉弥／……（加藤をじっと見つめる）。

遠藤／なんか、急にいいこと言おうとしてないですか？

加藤／ほんまに、ほんまに。これはほんまに…。

青木／本当に頼りがいのあるお兄さんでね。

貫地谷／ねえ、唇もきれいですし。

加藤／ねえ、プルンとしてて。

吉弥／（唇を突き出して見せる）（笑）。

遠藤／実際にみんなでしゃべってるときも兄さんって呼ばれてますよね。

一同／そうそう。

貫地谷／今日（いきなり思い出し笑い）。私、大体楽屋に入る時って踊って入るんですよ。そしたら吉弥さんいつも付き合ってくれるんですけど……コケちゃったんですよ（笑）。すごかったですねー。

吉弥／いや、雪駄がちょっと滑りやすかったんで。しほりちゃんがちょうど踊って入って来たんで、四草は相手せえへんし（笑）しほりちゃん踊ってるから踊ろ思ったらツルーッ！てコケまして（立ち上がってジェスチャー）。うわ今もコケかけました（爆笑）

貫地谷／ま、そういう方です。はい。

青木／しーちゃんが踊ってるっていうの、みなさんびっくりしはるんとちゃう？

吉弥／けっこうファンキーな踊りでね。

貫地谷／まあ、ファンキーですね（笑）。

お客／（催促の拍手）。

遠藤／この拍手はあれですか？ちょっと見たいっていう？

貫地谷／（笑）それはあの……

吉弥／じゃあ、僕が代わりに踊ります。

青木／コケんといてくださいね。

吉弥／（貫地谷に）昔すごい夜までかかって、あとワンシーンで今日の撮影は終わり！ということがあって、覚えてます？あのダンス。

貫地谷／覚えてないですね。

吉弥／ほんま？（立ち上がり）「ワンシーン、ワンシーン♪」（歌いながら踊る）。（加藤に）あっ、足踏んだ？ごめん。

加藤／（苦笑）。

遠藤／いつの間にか、上手い具合にしーちゃん（貫地谷さん）の話にも行ったんで。次は草々くんについて。

吉弥／奥さんから。

貫地谷／そうですね。ま、こういう人ですね（笑）。

茂山／どんな人ですか！（笑）

吉弥／（ものまねで）「あっ、はい」って言う人です（笑）。

青木／あっ、はい。

西堀／最初、青木さんに会われたときはどんな印象だったんですか？

加藤／普通の兄ちゃん…。

青木／や、僕は怖かったんですよ。

加藤／なんで？

青木／そう怖くて、でこっち（茂山さんを指す）も怖くて（笑）。

茂山／なんで？

青木／礼儀が正しい分、すごい怖かったです。

貫地谷／なんか神経質そうに見えましたね。

茂山／いやそんなことないすよ、何にも考えてないです僕は（笑）。

青木／初めての共演で僕が小草若の頭をパーンって叩くんですけど、叩いた後で「カットかかった後、怒ってきたらどうしようかな」と（爆笑）。

茂山／どんだけ心狭いねん！（笑）

青木／神経質っぽい顔してはったから。

茂山／確かにそういう時もありますけども（笑）。（客席に）そんなことないですよ〜怖くないです（笑）

遠藤／今は？さすがに……

青木／あ、はい。つい2日前、おうちに泊まりに行って。

貫地谷／仲良し。

吉弥／京都のおうちに。

遠藤／えっ？新婚家庭に？

貫地谷／またそういうことを言う（笑）

遠藤／（茂山さんは）新婚です！（大拍手）。

茂山／（客席に向かって手を振る）。いや、ちょっと嫁が来てるもんで、手を振らしてもらいました（笑）。何をやっとるんや（笑）。

吉弥／本当は隠すつもりやったんですけどね、宗彦くんは。僕がしゃべっちゃいまして。

貫地谷／ちょっとそれちゃんと話した方がいいですよ。だって面白いですもん（笑）。

茂山／あの、スポーツ新聞さんの方からまず直接NHKさんの方にご連絡があって、結婚についての取材を依頼したいと言われたんですけども。まあ直接ドラマに関係あることではないので、今回はお断りしてもいいかなと思って、僕はお断りしたんです。そしたら、下にもう記者の方がお越しになっていたみたいなんです。

吉弥／NHK（大阪放送局）の下にね。

茂山／そこ（客席の後ろを指差す）ですよ、ホントに。それで、僕が撮影終わる前に兄さんが終わって、兄さんのところへ記者の方が行かれて。

吉弥／寄ってきはったんです（笑）。

茂山／そこで。記者の方は何と兄さんに質問したんですか？

吉弥／「あのー茂山宗彦さんがご結婚されるそうで…」「（即答）ああ、そうなんですよ」（笑）。

茂山／全部しゃべってる（笑）。

吉弥／「この間も来てましたよ。嫁さんが」…って（笑）。

茂山／僕のコメントよりも兄さんのコメントの方が長い発表記事でした。何の発表や分からんようになってましたね（笑）。

貫地谷／笑いましたね、これには。でも、おめでたい話ですから。

お客さま／（拍手）。

茂山／ありがとうございます！