貫地谷/年明け早々、喜代美と草々さんが結婚して、怒濤(どとう)の展開ですけど、これからまだまだすごいことになるんですよね。
青木/詳しいことはあんまり言えませんけど、また小浜にも行きますしね。
吉弥/僕らは台本上では小浜のシーンがあるんやけど、ロケはなかった。ちょうどスタジオの撮影もないっていうんで、虎ちゃんと2人でロケの応援がてら小浜に行ったんですよ。
茂山/なかよしですやん。
吉弥/なかよしや。
加藤/(ニヤリ)。
茂山/その2日後に、僕は狂言会で福井に行ったんですけど、大してキャーキャー言われずに帰ってきました。
貫地谷/また、寂しがり屋が出た。すごい寂しがり屋ですよね。
吉弥/でも、小浜行ったらすごいよ。アイドル並みにみなさん歓迎してくれはる。モッピーは、小浜行ったことないでしょ。
茂山/はい。でも、この前狂言会で「底抜け」というセリフ、入れさしてもらいましたよ。
吉弥/!!600年の歴史のなかでありえないでしょう、そんなの。
茂山/新作で、僕は男にお酒を勧める女の役やったんです。男の人がそれを「ひとつ(一杯)だけ」と言って遠慮するのを「ひとつと言わず底抜けに飲ませられい」って(笑)。
青木/実は、僕らもまだ先の内容をあんまり知らないんですよ。
加藤/さっきも言ったように、舞台が小浜に移っていろいろあるんですけどね。
貫地谷/だから、一回たりとも見逃してはいけないということです。
茂山/これは、一日見いへんかったら「えっ?なんでこうなってんの?」ってなことになる。
吉弥/それに、すてきなセリフもてんこ盛りなんで。
茂山/何かが始まる月曜日、何かが起こる土曜日という具合に毎週新しいことが起こっていきますしね。
吉弥/あとは15週で四草がピーナツを食べるシーンに注目してください(笑)。芝居のことよりね、こいつ(加藤)は「兄さん、このシーンでピーナツ5つ食べられますよ。リハーサルのとき試しましたから」って(笑)。
青木/それ、ずっと俺がむいてたやつ。
加藤/そう。それをずっと俺が食べてる…。
一同/(爆笑)。
茂山/そんな感じですけど、後半も「ちりとてちん」は見どころいっぱいでお届けします!
貫地谷/ピーナツのシーンも含めて(苦笑)。これからも「ちりとてちん」をお楽しみください。