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黄海で短距離ミサイル発射 北朝鮮、3発か '08/5/31

 【ソウル31日共同】韓国政府筋は三十一日、北朝鮮が同国中西部の平安南道沖の黄海に配備された艦船から三十日午前、陸地に向けて短距離ミサイルを発射したと明らかにした。聯合ニュースによると、艦対艦ミサイル「スティックス」とみられ、発射されたのは三発という。

 北朝鮮のミサイル発射は、三月二十八日に黄海でスティックスと推定される短距離ミサイルを発射して以来。

 韓国メディアは今回の発射について、発足三カ月余りを迎え、対北朝鮮「包容政策」見直しを進める李明博イ・ミョンバク政権を揺さぶる狙いがあるとの見方も伝えている。しかし同筋は「ミサイルの性能確認と運用能力向上のための通常の訓練の一環である可能性が高い」としている。

 聯合ニュースによると、分析の結果、三発のうち一部は着弾予定地点まで到達できなかったという。

 包容政策見直しに反発する北朝鮮は三月以降、李政権を繰り返し非難している。




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