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ソウルに黄砂襲来、警報発令

 今年に入り最も大規模な黄砂が30日、ソウルなど首都圏一帯を襲った。慶尚道を除く全国各地でも黄砂が観測され、首都圏と忠清道では浮遊粉じん濃度が通常の20-30倍に達し、黄砂警報が発令された。

 気象庁によると、首都圏は31日昼から徐々に黄砂の影響から脱する見通しだ。

 今回の黄砂は中国の内モンゴル地方やモンゴルのゴビ砂漠などから飛来したもので、ソウル市内では30日、1立方メートル当たり900マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1グラム)前後の浮遊粉じん濃度が観測された。

 各地の観測地は、ソウル冠岳山が1059マイクログラムを観測。忠清道が1000マイクログラム、京畿道、江原道が600-800マイクログラムだった。黄砂警報は同濃度が800マイクログラム、黄砂注意報は400マイクログラムを超えると発令される。

イ・ヨンミン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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