平松新の生まれてから現在に至るまで。
-プロローグ-
-音楽に目覚める-
-楽しかった毎日-
-心の挫折-
-夢へ-
-プロローグ-
1986年6月17日、東京都に生まれる。幼稚園から小学校高学年までピアノを習う。小さい頃は音楽にそれほど
思い入れもなく「習わされている」ということを嫌い、真面目に練習もせずピアノの腕も全く上達しなかった。たいし
て努力もせずに「もうできない」「自分には向いていない」と投げ出してしまっていた。全てが中途半端で自己中心
的に物事を考える、僕はとても心の狭い人間だった。
-音楽に目覚める-
音楽に目覚めたのは中学の頃。通っていた中学校で行われていた合唱コンクールがきっかけだった。僕がまだ
1年生の時、その時の3年生が合唱した歌を聞き、「歌でこれほどまでに人に感動を与えられるのか」と感動し、音
楽に興味を持つようになった。それから少しずつ音楽や歌に触れるようになり、中学3年生の時に一生音楽と共に
生きていこうと決意した。
-楽しかった毎日-
中学校での3年間はとても楽しいものだった。悲しいことや辛いこともあったが、想いを共有できる大切な友達も
いたし理解してくれる先生もいた。自分自身とても成長できた3年間で、大切な人たちに囲まれて本当に幸せな毎
日だった。自信を持ち、夢に向かって頑張ろうとする自分がいた。
-心の挫折-
夢や希望に胸を膨らまし高校に入学した。しかし、期待とは裏腹に高校生活は闇に満ちていた。 僕が通ってい
たのは進学校だったのだが、何かにつけて学校は「大学に行くために〜」とか「国公立大学へ向けて〜」ということ
ばかり言う。確かに大学は大事 かもしれない。しかし考えるべきことはその先なのではないだろうか。社会に出て
からどうやって生きていけばいいのか、社会の仕組みや仕事の大切さなどを教えてほしかった。学校が教えてくれ
たのは教科書に書いてあることだけだった。尊敬できる先生や友達もいたが、全体の雰囲気に僕はなじめなかっ
た。毎日が意味も無く通り過ぎ、心は虚無感で一杯だった。しかし、音楽があったからこの三年間頑張れた。「一
生音楽で生きていこう」、その決意と夢があったからどんなに辛くても大丈夫だった。この三年間はとても苦しかっ
た。しかしこの苦しかった三年間があったから今の僕がいるのだと思う。
-夢へ-
僕の夢は「音楽で人を幸せにすること」だ。自分の作った曲で、自分の歌った歌で誰かを幸せにできたらどれほ
ど嬉しいことだろうか。世界が完全に平和になることはない。けれど僕の創り出した音楽で幸せを得て、それが少
しでも平和につながってくれたら・・・と思う。
今夢を持っている人へ。僕の勝手な願いだが、絶対にその夢をあきらめないでほしい。夢は人に希望を与えてく
れる。叶わないかもしれない、自分には出来ない、とあきらめないで。最後まで結果はわからないのだから。精一
杯頑張ってそれでダメでもめげずに頑張ろう。才能がなくたって夢を叶えられることを僕が証明するから。
僕の周りの大切な人々のために、そしてまだ出会ったことのない誰かのために僕は生きていたい。一生に一度
の人生を悔いのないよう生き抜くために僕は夢に向かって頑張ろうと思う。
平松新が絶対に夢を実現するということをここに約束します。 2005年5月9日1時28分