◎逃走中、２本目の包丁＝凶器と別に用意−大阪・京都刺傷事件

　大阪府枚方市と京都市南区で少年ら３人が刺された事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された無職石津淳容疑者（４０）が、枚方市の事件の凶器とみられる包丁以外に、２本目の包丁を「逃走中に調達した」と供述していることが３１日、大阪府警枚方署捜査本部の調べで分かった。

　石津容疑者は逮捕時、包丁を２本持っていたが、所持金はほとんどなかった。京都市の事件では「金がなかったので襲った」と供述しており、捜査本部は石津容疑者が新たな事件を起こす可能性もあったとみて、詳しい事情を調べている。