埼玉りそな銀行は27日、106支店で名前や住所、口座番号などを記載した預金印鑑届や、ATMでの取引情報記録紙など約13万3000件の顧客情報を紛失したと発表した。外部に情報流出したとの報告はなく「誤って廃棄した可能性が大きい」としている。
紛失の主な内訳は、預金印鑑届が8243件、ATMの取引情報が12万2778件。同行が2007年4月から今年5月にかけて調査し、発覚した。暗証番号は記載されていないという。
業務で印鑑届などを使った際に所定の場所に戻さず、他の書類などと混ざってしまったり、保管期限を誤り捨ててしまったりしたことが紛失の原因と説明している。(27日 22:32)