29日午後6時ごろ、高松市の公式ホームページ(HP)「もっと高松」の一部ページで、中国籍のHPに自動的にアクセスしてしまう異常が見つかり、市は同6時10分ごろ、情報提供サービスを停止した。市は予備サーバーに切り替える作業を行い、30日朝までに復旧させる方針。
情報流出などの被害は報告されておらず、市はハッカーによるいたずらとみて原因を調べている。
市広聴広報課によると、不具合が判明したのは、リサイクル推進課のページ。職員がトップページから検索して表示したところ、画面に異常はなかったが、アクセス履歴には「.cn」と中国籍HPを示すアドレスが残っており、履歴管理をしていた情報政策課の職員が発見した。
リサイクル推進課は2004年4月の組織改編で廃止されているが、過去に掲載したページは検索エンジンなどでアクセスできる状態になっている。