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最終更新:2008年5月30日(金) 1時13分

「君が代」不起立要請、2審も有罪

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 都立高校の卒業式で「君が代」斉唱時の着席を呼びかけ、進行を妨げたとして、威力業務妨害の罪に問われた元教諭に対し、東京高裁は1審と同じ罰金20万円の有罪判決を言い渡しました。

 都立板橋高校の元教諭、藤田勝久被告(67)は4年前、卒業式で保護者らに対し、国歌斉唱の際に着席するよう呼びかけ、式の進行を妨げたとして威力業務妨害の罪に問われています。

 裁判で無罪を主張した藤田被告に対し、1審は罰金20万円を言い渡していました。

 29日の判決で、東京高裁は呼びかけを“威力”と認めた1審判決を支持したうえで、「式の進行が現に阻害されており、処罰しても憲法の表現の自由に違反するものではない」として、藤田被告側の控訴を退け、罰金20万円の判決を言い渡しました。

 「自由で活発で誇りのあった都立高校が死滅している」(元教諭、藤田勝久 被告)

 藤田被告は、判決を不服として上告しています。(29日19:41)



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