海上自衛隊のイージス艦との衝突事故で行方不明となったまま死亡認定を受けた漁船「清徳丸」の乗組員、吉清治夫さん親子の告別式に石破防衛大臣が参列しました。
「吉清さん親子が安らかにお眠りになるように、心からお祈りする次第です。こういうことが起こるもっと深い要因があるのではないか、これをその場しのぎの対応に終わらせては、お二人の御霊(みたま)にも、関係者の方々にも申し訳ない」(石破茂防衛相)
「(漁に出ると) いつも清徳丸のことを思い出す。そばにいればいろんなこともできたのになって」(吉清さんの仲間の漁師、市原義次さん)
遺体がないまま執り行われた漁船「清徳丸」の吉清治夫さん(58)と息子の哲大さん(23)の告別式には、石破防衛大臣やイージス艦「あたご」の舩渡健・前艦長も弔問に訪れ、冥福を祈るとともに、事故の再発防止を願いました。(29日14:29)