消費者金融の名義貸し被害続発 宮城

 宮城県内の20代を中心とする若者から、村田町の男(20)に消費者金融のクレジットカードを使われ、融資金をだまし取られたとの苦情・相談が相次いでいるとして、被害弁護団が実態把握に乗り出した。弁護団によると、被害者は100人を超え、被害総額は1億―2億円に上るという。弁護団は31日に無料電話相談を実施。被害を掘り起こし、刑事告訴を視野に対策を探る。

 弁護団によると、男は2006年ごろから若者らに「消費者金融業者のノルマ達成に協力してほしい。借り入れはしないので大丈夫」などと持ちかけて複数の業者のカードをつくらせ、カードと引き換えに数万―十数万円のアルバイト料を支払った。男は受け取ったカードで、被害者1人当たり1―5社、計20万―250万円を借り入れた。男は一部を返済していたとみられるが、今年4月ごろからカード名義人の若者らに督促が相次いだという。

 被害者は、仙台市と県南地方に集中。男の所在は不明で、男以外の人間もかかわっている可能性が高いという。小野寺友宏弁護団長(仙台市)は「被害の実態がまだつかめない。心当たりがある人は積極的に相談してほしい」と話している。

 電話相談は31日午後1―4時、022(262)1901で受け付ける。弁護士が後日、被害者と個別に面談する。
2008年05月27日火曜日

宮城

社会



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