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　都デートクラブ規制条例違反の現行犯で従業員らが逮捕された東京・池袋の出会いカフェ「キャンカフェ池袋店」が、摘発から一夜明けた２９日、早くも「土曜日（３１日）再開」を宣言していることが分かった。男性客には、問題視された「女子高生ルーム」の復活もにおわしている。

　警視庁生活安全特別捜査隊は２８日夜以降、同店店長蓑田龍士容疑者（２４）ら従業員９人を逮捕。女子高生ら１８歳未満の少女３１人を補導した。しかし店は「懲りない」様子だ。２９日も店は開いており、制服のような服を来た若い女性が出入り。問い合わせた男性客に対しては「今は改装中で男性は利用できませんが、土曜日をめどに再開します。（店は）元気です」と口頭や電話で説明した。

　ある男性会員は「店員に、再開後も女子高生が来るのかどうか聞くと『検討しています』と否定しなかった。再開後のシステムについても『変わりません』と明言した」と証言。店のサイトでも摘発について「心配ございません！　週末より通常営業１０時からオープンします」「女性は明日（２９日）も来店いただけます」と宣言していた。

　一方、早くも少女買春事件が発覚。池袋署は２９日までに、同店で知り合った女子高生（１６）に現金２万円を払いわいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、さいたま市の団体職員の男（４３）を逮捕した。

　［2008年5月30日8時40分　紙面から］

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