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【愛知】秋篠宮さま、愛瓢会大会出席 保育園も訪問2008年5月30日
全日本愛瓢(ひょう)会大府市大会出席のため、29日、同市や東浦町を訪問された秋篠宮さま。出迎えた人たちに気さくに声を掛け、温かい思い出を残した。 ○…今大会で秋篠宮賞を受賞した東浦町の森保雄さん(70)は、秋篠宮さまに「おめでとうございます」と言われ「お褒めいただき、励みになった」と笑顔。説明した大会実行委員長の杉浦清三さん(73)=碧南市=は「海外に大きくなるヒョウタンがあることなど、知識が豊富。庶民的に話してくださった」と感無量だった。
○…大府市の若宮保育園では、同園と米田保育園の年長児32人が、愛瓢会の用意したマラカス形のヒョウタンにシールを張って仕上げ、アニメの歌を演奏した。秋篠宮さまは子どもたちに「何歳?」「この模様は何?」などと優しく尋ね「私の一番下の子もこれぐらいの年齢になるとできるのかな」と“パパの顔”に。ミッキーマウスの模様を見せた浅井奏翔くんは「ディズニーランドは行ったことないんだって」と、楽しそうに話していた。 ○…大府市役所ロビーでは、秋篠宮さまはヒョウタンの透かし彫りの実演を見学。ヒョウタン作りで範士十段の腕前の近田積(せき)さん(77)=豊橋市花田町=が胴回り1メートルのヒョウタンに細かいひし形の穴を専用カッターで開ける様子を、顔を近づけてじっくり見ては何度も言葉を掛けた。近田さんは「ずっといらっしゃったのでびっくり。曲面にどうやって線を引くのかや刃の入れ方など、細かい点を質問された。自分でお作りになるのかと思うぐらいでした」と笑顔で振り返った。 (長坂幸枝、西尾述志)
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