大津放送局

2008年5月30日 9時37分更新

天台宗がミャンマーに救援金


サイクロンによる深刻な被害を受けたミャンマーの被災地を支援しようと、大津市の比叡山延暦寺が総本山の天台宗によせられている浄財がNHK大津放送局に贈られました。

29日は大津市の天台宗務庁で、贈呈式が行われ、濱中光礼宗務総長からNHK大津放送局の
三原渡局長に救援金100万円の目録が手渡されました。
救援金は、世界各地の災害の被災者や難民の支援を行っている
天台宗の「一隅を照らす運動」に全国から寄せられた浄財です。
三原局長は、「被災地の支援に
役立たせていただきます」とお礼を述べました。ミャンマーでは今月2日から3日かけてサイクロンに襲われ240万人が被災したといわれており、救援金は日本赤十字社を通じて被災した人たちの
支援に使われます。NHK、NHK厚生文化事業団、日本赤十字社は、▼ミャンマーのサイクロン災害と▼中国の四川大地震の救援金を6月10日までNHKの窓口で受け付けています。