2008年 5月 29日 |
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チボリ・ジャパン取締役会
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倉敷チボリ公園を運営するチボリ・ジャパン社の取締役会が29日開かれ、一部の取締役が主張する完全民営化案などについて話し合われました。取締役会には先日就任した倉敷市の伊東香織市長も初めて出席しました。会では伊原木一衛天満屋会長が提案するジャパン社の完全民営化案が議論され、取締役から「事業計画はできているのか」などの質問が出されました。これに対し伊原木氏は「次回の取締役会で説明する」と答えたと言うことです。伊原木氏が提案する民営化案では、現在の資本金160億円を大幅に減資することで、これまでの累損を解消し再出発すること、チボリ・インターナショナル社と再交渉し、「チボリ」の名称を継続させることなどを盛り込んでいます。ジャパン社は来年度の経営方針を決定する来月の株主総会までに結論を出す方針で、来月20日に再度取締役会を開き民営化案について改めて議論する方針です。
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岡山市シルバー人材センター総会
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総額約7900万円の使途不明金が発覚した岡山市の外郭団体、シルバー人材センターの会員の総会が開かれ、センターの姿勢に対する厳しい意見が相次ぎました。総会では、出席した約500人の会員を前に、シルバー人材センターの正野隆士理事長が、「岡山市からの補助金で、経営危機はひとまず回避されました。今後は、使途不明金の解明を進めていきたい」とあいさつしました。この後の質疑応答では、今月26日に、新たに300万円の使途不明金が発覚した事について、会員からは、「仕事に行った先で、厳しい目で見られる」など、センター側に厳しい意見が相次ぎました。これに対してセンター側は、「今後も調査の過程で新たな使途不明金が出てくる可能性が高いが、旧幹部職員3人が懲戒解雇され、新体制となった今年1月以降は、不正は絶対にありません」と説明し、センター再建への理解と協力を求めました。
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交際相手殺害の元少年が控訴
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殺人の罪で、懲役23年の判決を受けた高松市国分寺町の20歳の元少年が控訴です。この元少年は去年11月、高松市西ハゼ町の自宅アパートで当時19歳だった交際相手の女性をナタで斬りつけ殺害したとして今月22日、一審の高松地方裁判所で、懲役23年の判決を受けていました。この判決を不服として、29日、元少年の弁護士が高松高等裁判所に控訴状を提出しました。
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ベルシティ横領事件、被告に懲役4年求刑
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香川県三木町の商業施設を運営する協同組合から約3900万円を着服したとして、業務上横領の罪に問われている男に高松地方検察庁は29日、懲役4年を求刑しました。業務上横領の罪に問われているのは三木町の商業施設、ベルシティを運営する協同組合の元事務局長で、高松市前田東町の佐藤公信被告(52)です。起訴状などによりますと佐藤被告は2001年4月から2年余りの間に組合に加盟する専門店の売上金など約3900万円を夜間金庫から抜き取るなどして、着服したものです。高松地方裁判所で開かれた裁判で検察側は「長期間、常習的に着服を繰り返すなど犯行は悪質で、弁償もしていない」として佐藤被告に懲役4年を求刑しました。これに対し弁護側は「横領した金は資金繰りに困った組合員に融資するなど、自分の利益を得るためではない」として執行猶予のついた判決を求めました。
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岡山市で洋菓子コンテスト
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パティシエたちが腕によりをかけて作った作品を競う洋菓子コンテストが29日、岡山市で開かれました。まるで絵画のようなバタークリームのケーキ。こちらはおとぎ話の世界から飛び出したようなかわいらしいお菓子です。このコンテストは洋菓子職人の技術向上を目的に岡山県洋菓子協会が毎年開いているものです。今年はアーモンドと砂糖を練りこんだお菓子、マジパンなど3つの部門に、過去最多となる103点が出品されました。コンテストはつくりの細やかさや美しさに加え、作品に表現されているストーリー性も審査の対象です。岡山県の洋菓子の技術は全国でも高いレベルにあるということで、コンテストの上位入賞者は10月に東京で開かれるジャパン・ケーキショーに出場することになっています。
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どんぐりの森づくりを目指し、苗木贈呈
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どんぐりの森をつくろうと子供たちが育てて、植樹する苗木が29日、岡山市の小学校に贈られました。これはコカコーラ・ウエストグループが子供たちに地球温暖化の防止を学習してもらうため、岡山県では2年前から行っているものです。岡山市の御南小学校で行われた贈呈式では、コカコーラ・ウエストジャパンの大橋祐二倉敷支店長からクヌギやアベマキなど6種類のどんぐりの苗木、約300本が贈られ、子供たちは苗木の育て方などを熱心に聞いていました。苗木は6年生の子供たちが里親になって、学校で水やりなどをして育て、今年10月下旬に岡山市の竜の口山国有林に植えられることになっています。
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岡山・勝央町で恐竜の卵の化石を展示
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モンゴルのゴビ砂漠から出土した恐竜の卵の化石が、岡山県勝央町で展示されています。この展示会は勝央町と交流を続けている、モンゴル、ウブルハンガイ県から、先月、友好の証として卵の化石がプレゼントされたのを受けて開かれたものです。展示されている卵の化石は約1億年前の草食恐竜のもので、直径は約15センチ重さは3キロあり、去年、ゴビ砂漠で発掘されました。勝央町によりますとこれだけの大きさがある卵の化石が出土するのは珍しく、モンゴルでは国宝級の貴重なものだということです。また、会場の一角にはモンゴルの文化を紹介するコーナーも設けられていて、デールと呼ばれる民族衣装や、馬のしっぽの毛を使った弦楽器・馬頭琴などが展示されています。この展示会は来月8日まで、勝央美術文学館で開かれています。
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