岡山放送局

2008年5月29日 20時15分更新

岡山市の中学はしかで学年閉鎖


岡山市内の中学校で、3年生の生徒1人が、はしかにかかったことがわかり、学校では感染が広がらないようにするため、30日から8日間、3年生のすべてのクラスを学級閉鎖することを決めました。

岡山市教育委員会などによりますと市立東山中学校で、28日、3年生の男子生徒1人がはしかにかかったことがわかり、3年生の別の男子生徒2人も28日から29日にかけて熱があるなどの理由で学校を休んでいて、はしかにかかった疑いがあるということです。

このため学校では29日午後1時すぎ、登校していた3年生およそ90人全員を早退させるとともに感染が広がらないようにするため30日から来月6日までの8日間、3つある3年生のすべてのクラスを学級閉鎖することを決めました。

難波一郎教頭は「学校としてはできるだけ早く対応した。はしかにかかった生徒には1日も早く元気になってもらいたい」と話しています。

はしかは感染力が強く、4月から6月にかけて流行のピークを迎えることから、教育委員会などでは発熱やせきなど、はしかの感染が疑われる場合は医療機関で診断を受け、学校や保健所に連絡して欲しいと呼びかけています。