最新KCTニュース
[2008年5月29日(木)の KCT TVニュースから]
チボリ・ジャパン社取締役会(倉敷市)
来年1月以降の公園運営の在り方を協議するチボリジャパン社の取締役会が岡山市内のホテルで開かれました。
今回の取締役会は来月30日に予定されている株主総会前の最終の取締役会と位置づけられており先日の臨時株主総会で取締役に選任された、倉敷市の伊東香織市長が初めて出席しました。この日の協議ではチボリ公園の在り方について県が主張するいったん用地をクラボウに返還しその上で、できる限り現在の公園の姿を残すようクラボウに開発を委ねる案に対して、一部取締役が主張する資本金を減資したうえで経営を完全民営化する案が議論されました。なお、次回の取締役会は6月20日に開催されます。
子育て王国そうじゃ委員会設立(総社市)
市民と行政が連携して子育てナンバー1の街を目指そうと総社市で「子育て王国そうじゃ」まちづくり実行委員会が発足しました。
設立総会には総社商工会議所の関係者をはじめ市内の小児科医、それにNPO団体など委員28人が出席しました。総社市の片岡聡一市長が「名前だけではない本当の意味での子育て王国をつくりたい」と挨拶。会長に総社商工会議所の清水 男 会頭、副会長に小児科医の三宅真砂子さんを選びました。今後、様々な施策を展開しながら市全体で市民の子育てをバックアップし、最終的には良い子いっぱいの総社市づくりにつなげるのが狙いです。委員会の今年度の事業計画ではインフルエンザやはしかなどの流行を防ぐため病院と学校のネットワークづくりを進めるほか、加盟協賛店で使うとサービスが受けられる「ももっこカード」のモデル市に名乗りを上げ、今以上の普及を目指すことにしています。このほか行政主体の事業として子ども本位の施策を展開するために今年度中の子ども条例制定を目指すほか小学生による子ども議員を募り年に2ー3回の子ども議会を開催することなどを申し合わせました。
玉野市6月補正予算案 ハウス栽培農家に緊急支援(玉野市)
玉野市は来月5日に開会する6月定例市議会に、一般会計補正予算案など6議案を上程することを発表しました。このうち、一般会計補正予算案では重油高騰に伴うハウス栽培農家の緊急支援事業を盛り込んでいます。
玉野市の補正予算案は、一般会計で1、200万円です。この結果、本年度の一般会計予算の総額は、当初予算から微増の209億4、000万円となっています。主な事業は重油高騰に伴うハウス栽培農家の緊急支援事業として790万円を計上しています。この緊急支援事業は、重油高騰に伴い燃料費の負担が大きくなったスプレーバラや千両ナスなどハウス栽培農家が対象で、 岡山県が660万円、玉野市が130万円を負担します。6月補正予算案は来月5日に開会する6月定例市議会で審議されます。
倉敷市役所でも竹水化粧品発売(倉敷市)
竹の水「竹水」から生まれた化粧品B20Wが倉敷市役所の売店で販売されることになりさっそく、伊東市長も購入しました。
4月1日から発売を開始した竹水化粧品「B20W」は、天満屋倉敷店をはじめ、倉敷美観地区のみやげ店などおよそ10箇所の委託販売とネット販売を展開し、販路拡大にあたっています。発売元の(株)エコライフマビでは、倉敷市民が利用する頻度の高い市役所の売店でも販売してもらおうと交渉し、今週火曜日から店頭販売を開始しました。市役所でも、竹水化粧品が購入できるようになったことを受けさっそく、伊東香織市長が、売店を訪れ、B20Wの化粧水・美容液・洗顔石鹸の3点を買い求めていました。竹水化粧品B20Wは、発売開始からおよそ2ヶ月が経過しましたが、これまでに500セットを販売しており、今年目標の3000セットをめざし、さらに、販路を拡大する予定です。
OPUフォーラム 2008(総社市)
岡山県立大学では、今年も5月29日の開学記念日に合わせ、「ОPUフォーラム2008」を開催し、地域企業などと連携して研究を進めた活動の成果を発表しました。
平成19年度の法人化以来、「実学創造で地域に貢献」を理念に新しい時代を切り開く実践力のある人材育成をめざす岡山県立大学では、今年も「人間力〓ともに歩む出会いの中にー」をテーマに「ОPUフォーラム」を開きました。会場では、障害者向けの衣服や竹の集成材を活用したテーブルウェア商品、地域資源を活用した世界初の「竹水化粧品」、家庭用岩盤浴温熱ベッドのユニバーサルデザイン化など県立大学が地域の企業・団体と連携して取り組んできた研究の成果が展示紹介されました。また、講堂では、特別講演会が開かれ日本人初の世界銀行本部の人事マネージャーを務めた人事コンサルタント中野裕弓さんが「ホスピタリティーマインドーおもてなしの心がビジネスを輝かすー」と題して講演しました。
倉敷中央RCがこどもあいカードと災害救援金寄贈(倉敷市)
倉敷中央ロータリークラブは、子供からのSOSを受け付ける「こどもあいカード」1万枚を倉敷市へ寄贈しました。
「こどもあいカード」は、児童虐待の発見など、早期対策に役立てるため平成16年度から始まりました。倉敷中央ロータリークラブでは、相談ダイヤルを子供たちに知ってもらおうとカードを作って寄贈しており、今回が5回目です。倉敷中央ロータリークラブの道明 道弘会長から目録などを受け取った伊東 香織市長は「子供たちの困りごと相談に役立てたい」と感謝しました。こどもあいカードを利用した相談は、昨年度74件あったそうです。寄贈されたカードは、今年、小学校に進学した新1年生に配布されます。また、倉敷中央ロータリークラブは、創立5周年の記念事業として、ミャンマー・サイクロンと中国・四川大地震被災者へ義援金10万円を贈りました。倉敷市では、現在、市役所など10箇所で行っている被災者救援募金とあわせて贈ることにしています。
万寿幼稚園 園児が球根の植え付け(倉敷市)
来年3月20日に開幕する全国都市緑化おかやまフェアのPRの一環として、倉敷市立万寿幼稚園では園児が花の球根の植え付けに挑戦しました。
幼稚園には、子どもたちに大人気の「ももっち」が駆けつけ球根の植え付けを見守りました。きょう植えたのは、ダリアとグラジオラスの球根で、園児たちは、それぞれ10個ずつをプランターに並べていきました。都市緑化おかやまフェア「おかやま花だより」は岡山市の西大寺地区をメーン会場に開催されるもので岡山県では初めての開催です。幼稚園での球根の植え付けは、子どもたちに花や緑に触れる機会を増やし都市緑化フェアに向けて県民の機運を盛り上げるため岡山県が実施しています。「ももっち」が園に訪問しての植え付けは、県内186の幼稚園から希望を募り抽選で選ばれた42園で行われます。きょうはホオズキとマリーゴールドの苗も用意され園児たちが歓声を上げながら小さな手で一生懸命植えました。きょう植えた花は、8月から9月頃にきれいな花を咲かせるということで、万寿幼稚園では園児と幼稚園の職員が水遣りなどの世話をしていくということです。
児島出身の俳優 柳生さんが演劇を語る会(倉敷市)
倉敷市児島出身の劇団「前進座」の俳優柳生啓介さんが、7月のふるさとでの公演を前に帰郷、上演作品「銃口」のPRと演劇を語る会を開きました。
語る会は28日の児島に続いて今日午後は、倉敷市芸文館の会議室で倉敷公演を担当する倉敷演劇鑑賞会の会員30人が参加して行われました。俳優歴23年になる柳生さんは児島高校を卒業後、京都の大学で学び、東京で役者になるまでをユーモアたっぷりに話しました。また俳優になってからも何度か挫折しながら、舞台がいかに多くの人の心を動かし、人と人とのつながりを豊かにしてくれるかを感動的に語り、参加者の中には涙ぐむ人もいました。7月に倉敷、玉島、児島で上演されるのは三浦綾子さんの長編小説を舞台化した「銃口」です。物語は青年教師の少年時代から戦中、戦後の生きざまを過酷な時代を背景に描きます。柳生さんは、この中で主人公の戦友近堂上等兵を演じています。
阿路彫の展示会(倉敷市)
倉敷市内の公民館などで木彫りを学ぶ講座生の作品展が倉敷市児島の天満屋ハピータウン児島店で開かれています。
ずらりと並んだ木彫りの作品。これらの作品は「阿路彫(あじぼり)」と名づけられています。講師をつとめる小橋 俊泉さんが自宅の味野から講座を開いている西阿知公民館まで通っていることから、西阿知の「阿」と通い道の「路」をとって阿路彫と名づけました。28年前に発足した会も、今では西阿知公民館以外に倉敷南公民館や、小橋さんの自宅で教室が開かれるようになり、あわせて50人を超える講座生が、作品作りに励んでいます。作品展は2年に1度開かれていて、今回は盆や茶櫃、角膳などメンバーの力作およそ200点が展示されています。作品は、花や鳥などをモチーフに写実的に描いた下絵を、5種類の彫刻刀を使い分けて掘られています。深く、浅く掘っていくことで立体感を出し、細かな細工とともに、どの作品も見ごたえのあるものとなっています。阿路彫の作品展は、来月1日まで倉敷市児島の天満屋ハピータウン児島店で開かれています。
(最終更新 05/29-20:03)
戻る