自閉症の男児閉じ込め転落、賠償命令
東京の小学校で4年前、自閉症の男子児童が体育倉庫の窓から転落し大けがをしたとして、両親らが市などに損害賠償を求めた裁判で、東京地裁八王子支部は市におよそ400万円の支払いを命じました。 この裁判は、4年前、小金井市の小学校で、自閉症の男子児童が授業中に体育倉庫に入っていたことを担任の教諭から注意されて倉庫に閉じ込められ、パニックを起こして倉庫の窓から転落し大けがをしたとして、児童の両親らが市などに対し、損害賠償を求めたものです。 東京地裁八王子支部は「担任は児童に不安や混乱が生じて、倉庫から脱出するために窓から外に出ることは十分に予見可能だった」と指摘。市に対しおよそ400万円の支払いを命じました。(29日15:43)
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