高速道の路肩で客乗降
高速道の路肩で客乗降 05/28 19:40

西鉄の高速バスが去年12月と今月の2回にわたって、高速道路のバス停を誤って通過した後、路肩で客を乗り降りさせていたことが分かりました。

西鉄によると、今月22日、JR久留米駅から九州自動車道を通って北九州市に向かっていた西鉄の高速バスが本来、通過すべき太宰府インターチェンジの料金所の方に誤って進入しました。

このため、乗客が待つバス停に停車できず、男性運転手は料金所前でUターンして本線との合流地点付近の路肩にバスを停めて乗客を迎えに行き、バスまでのおよそ300メートルを一緒に歩いて乗車させていました。

また、去年12月には、西鉄バスが北九州都市高速道路の高速千代ニュータウンバス停を誤って通過しました。

男性運転手はおよそ1キロ先で停車しましたが、そこで降ろされた乗客2人は、およそ200メートル離れた料金所まで高速道路上を歩き、保護されました。

九州運輸局はきのう、西鉄に対して呼び出し監査を実施しました。

西鉄は、「迷惑をかけて大変申し訳ない。再発防止を厳しく取り組んでいきたい。」とコメントしています。