市民総合防災訓練
市民総合防災訓練 05/29 11:58

地震や風水害など、自然災害の発生を想定した、地域住民と消防や警察などの合同防災訓練が、福岡市で行われました。

福岡市市民総合防災訓練は、きょう午前10時から、各区ごとに福岡市内6か所で行われました。

このうち、福岡市博多区の中央ふ頭を行われた訓練には、地域の住民や消防、警察などおよそ460人が参加しました。

訓練は地震が発生したとの想定で、まず消防や警察が、地上と上空から避難を呼びかけ、住民を安全な場所へ誘導しました。

その後消防ヘリが、津波で海へ流された被災者や、倒壊しかけたビルの屋上に取り残されている被災者を吊り上げて救出しました。

住民たちは、消火器やAED=自動体外式除細動器の使い方も学ぶなどして、災害発生時の連携を確認していました。