福岡市の博多座で来月2日に開幕する六月博多座大歌舞伎の公演を前に、役者の到着を船の上から華やかにお披露目する船乗り込みが行われました。

船乗り込みは、中洲の南端の清流公園から、博多座がある博多リバレインまで、博多川のおよそ800メートルのコースで行われました。

今年で喜寿を迎える上方歌舞伎の第一人者・坂田藤十郎さんや、江戸歌舞伎の尾上菊五郎さんなど、役者や関係者およそ100人が9隻の船に分乗し、沿道からの紙吹雪を浴びながらゆっくりと進みます。

六月博多座大歌舞伎は、来月2日に初日を迎えます。