| 2007/11/14 Today's NEWS |
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| 第五回尾崎咢堂(行雄)杯青年演説大会 | |||||||||||||
11日に神奈川県津久井市で開かれた第五回尾崎咢堂(行雄)杯青年演説大会で、弘前大学農学生命科学部3年の宮永幸則さん(20)が準グランプリに輝いた。演説の甲子園と呼ばれる同大会に初出場での快挙で、宮永さんは「とてもうれしい」と喜びを表している。 大会は尾崎行雄を全国に発信する会が主催。明治から昭和にかけて、近代日本の議会制民主主義による政治の確立に尽力し、憲政の神と言われた尾崎の政治精神をよみがえらせ、将来の日本と自らの生き方を説き訴えてもらうのが趣旨。 今回は「私は世界・日本・社会のために、このことから始めたい」がテーマ。中学生・高校生の部と青年の部に分かれ、青年の部には宮永さんのほか立教大学、神戸大学などの学生や社会人ら七人が出場した。 宮永さんは「日本農業の抜本的改革論」と題して演説。弘前市内の農家戸数が大幅な減少傾向にあることや、農作物に付加価値を付け、流通面での基盤強化の必要性を説いた上で、「日本は農業に誇りが持てる国にならなければならない」と強く訴えた。 好成績にも「強弱をうまく付けたつもりだったが、話の流れがちぐはぐだった。ほかの出場者の演説はとてもためになった」と謙虚な宮永さん。 将来は農業ジャーナリストになる夢を持っており、「もっと現場に出向いて実態を詳しく調べて発表し、多くの人に農業に関心を持ってもらいたい。そのためにも演説や弁論の大会には、これからも出場したい」と目を輝かせた。 |
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