乗客が搭乗拒んだ旅客機、仕方なく空っぽで離陸

新華社カイロ(エジプト):400人近くのイギリス人観光客が、ブリティッシュ・エアウェイズが修理した航空機に搭乗して帰国することを拒み、エジプトに約48時間足止めされた。AP通信が27日に伝えた。
この出来事が起こったのは、エジプト・シナイ半島のシャルム・エル・シェイク空港。空港関係者によれば、これらのイギリス人乗客はもともと、25日夜、ブリティッシュ・エアウェイズの飛行機で帰国する予定だった。しかし飛行機に「技術的問題」が発生し、修理のため出発が何度も遅れたのだという。
乗客らはこの飛行機への搭乗を拒み、飛行機は仕方なく、空っぽの状態で飛び立ったという。
メディアが伝えたところによると、乗客らは「事態の経過をまったく知らされず、空港に長期間足止めされている期間、食べ物やホテルなどなにも用意されなかった」として不満を訴えているという。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/G-SEARCH】