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「逆さ虹」現れる 上田など西の空に

5月10日(土)

西の空に現れた逆さ虹=9日午後4時58分、上田市常磐城5

 上田市などで9日夕、西方の空に、太陽の上方に逆さに懸かる虹が現れた。

 長野地方気象台によると、「逆さ虹」と呼ばれる現象。氷でできた雲が上層に広がり、太陽の光が屈折を起こすことで現れ、太陽高度が低い冬の朝夕に多く見られるという。「天頂環(てんちょうかん)」「環天頂アーク」とも呼ばれる。

 上田市では「あら珍しい」などと空を見上げ、指をさす市民もいた。