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◎「最古の出産」化石発見=母親の体内に胎児−3億8000万年前の魚類・豪チーム

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 オーストラリア西部の約3億8000万年前(デボン紀)の地層から、臍帯(さいたい)で母体とつながった胎児を持つ魚類の化石が見つかった。体内で卵をふ化させて育て、子の形で出産する「卵胎生」の生物がいた証拠で、研究チームは「子を出産する生物の最古の例だ」としている。同国のビクトリア博物館などの研究チームが、29日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 見つかったのは、板皮類と呼ばれる魚類の中でも原始的な仲間の一種で、全長25センチ程度。化石を酸で処理したところ、体内に臍帯とつながった胎児、栄養をためる卵黄嚢(のう)などが鉱物に置き換えられる形で残り、現在のサメやエイの一種でみられるのと同様に、卵胎生であることが分かった。 



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