下水管から人骨、不明の２３歳女性か

　東京・江東区で２３歳の女性が行方不明となり、同じマンションに住む男が逮捕された事件で、２８日夜、このマンション近くの下水管から人の骨が見つかり、警視庁は女性のものか確認を急いでいます。

　捜索は午後９時半頃から付近一帯の交通を規制して行われています。捜索の現場は、事件があったマンションから北に１５０メートルほど行った場所です。

　ブルーシートの覆われている部分にマンホールがあり、その下あたりから人の骨などが見つかった模様です。午後１１時現在も捜査員１０数名がブルーシートの中で捜索を続けています。

　この事件は、東京・江東区の会社員、東城瑠理香さん（２３）が行方不明になっているもので、警視庁は、２軒隣に住む星島貴徳容疑者（３３）を住居侵入の疑いで逮捕しています。

　星島容疑者は「東城さんを殺害し、遺体は切断して処分した」などと供述していましたが、警視庁が周辺を捜索した結果、２８日午後、マンション近くの下水管から人の骨など遺体の一部とみられるものが見つかりました。

　警視庁は、遺体が東城さんのものである可能性があるとみて、ＤＮＡ鑑定をするなど身元の確認を急いでいます。（28日22:32）