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2008年05月28日(水)

「自殺考えた」3人に1人 県内の若者
県が調査 悩み抱え、中学生でも25%

 山梨県内の12−23歳の約8割が将来や勉強について悩みを抱え、3人に1人が死にたいと思ったことがある実態が、県が27日に発表した青少年の生活意識調査で分かった。死にたいと思った時に誰にも相談していない人は7割に上り、一人で悩みを抱え込む若者の姿も浮き彫りになった。県は「どの程度真剣に死を考えたかは分からないが、深刻な状況だ」と分析。自殺を含め、さまざまな情報がはんらんするインターネットの適正利用など青少年育成策の強化に取り組む。
 調査は5年に一度実施。今回は昨年10−11月、28市町村と各中学・高校から無作為に抽出した2000人を対象に行った。両親とのかかわりや携帯電話の利用状況など8分野について聞き、1395人(69・8%)から回答を得た。
 「死にたいと思ったことがあるか」の質問に、「ある」と答えたのは32・3%。女性が37・9%、男性が26・5%で、女性が男性を11・4ポイント上回った。年齢層別にみると、21−23歳が最も多く約4割。12−14歳(中学生)でも、4人に1人(25・2%)が死にたいと思ったことがあった。
 このうち誰かに相談した人は4分の1にとどまり、72・5%が誰にも相談していなかった。相談相手は「親友」が50・4%で最多。続いて「母親」35・3%、「同級生」16・0%、「恋人」12・6%だった。



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