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病院のミスで離ればなれになった双子、賠償請求へ

  • 2008年05月28日 15:23 発信地:マドリード/スペイン
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双子の男の子に挨拶するビル・クリントン(Bill Clinton)前米大統領(1998年10月24日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/Paul J. RICHARDS

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【5月28日 AFP】病院側のミスで生後すぐに離ればなれにされ、28年後に偶然再会した双子の片方の女性(35)が、この病院を相手取って損害賠償訴訟を起こした。弁護士が27日明らかにした。

 2人はスペイン領カナリア諸島(Canary Islands)のグラン・カナリア(Gran Canaria)島の病院で生まれたが、その直後にうっかりミスで一方が別の赤ん坊と入れ替えられてしまった。

 この女性は「道徳的に傷つけられた」として、この病院に対し300万ユーロ(約5億円)の損害賠償を求めているという。

 弁護士は、スペインのラジオ局カデナ・セール(Cadena Ser)に対し、2人が2001年にグラン・カナリア島で再会したいきさつを次のように語った。

 双子の片方の友人であるショッピングセンターの店員が、ある日服を買いに来た『友人』に挨拶のキスをしようとしたが、その友人は拒絶した。驚いた店員は友人に電話。友人は店にはいないと言ったため、その『友人』が別人であることがわかった。

 数日後、この店員のはからいで2人は出会い、互いが姉妹であることを知ったという。(c)AFP

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