2008年05月01日
４・３０ 裁判傍聴記��
前エントリーより続く
ＪＲ御茶ノ水駅事件 第三回公判！
検察側の怠慢だ！
さる平成２０年４月３０日、東京地裁第５３１号法廷で行なわれた中国人の李志被告に対する公判で、幸いだったと思うのは見学の学生らがいなかったことだろう。
裁判所では社会見学の一環と思しき制服姿の中学生や高校生らが数人単位で裁判を傍聴している光景をよく見る。
刑罰という自らの社会的・法的責任を問われる法廷にて、どのような形で裁判が進むのかを傍聴しに来ている子供達に公開するとしたら、あまりにも御粗末な裁判だったことは前エントリーでも述べたとおりだ。
これは、それより前の４月２５日に行なわれた第二回の公判（※下記アドレスを参照）とて同様で、弁護人が被告の罪を免れさせようとして、出廷してきた証人に対して「あなたが原因で被害者が重傷を負った」とまで言って罪を擦り付けるように侮辱したのだから、ここで検察側から毅然とした異議申し立てがあって然るべきだった。
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51107311.html
３０日の公判でも閉廷後に、ともに支那・中国人凶悪犯罪の追放と断罪を求めて戦う『主権回復を目指す会』の西村修平代表は言った。
「あの裁判の問題点は、何より検察側だよ。
裁判長から１回のみならず、４回も５回も厳しい注意を受けるなんて尋常な裁判ではない。
いかにこの事件（ＪＲ御茶ノ水駅警察官突き落とし）に対して検察がやる気がないか―、いかに徹底して断罪する気がないか―それが、あんなボンクラな検事を担当させたことに表れている。
出廷してきた証人が、もう弁護人にやりたい放題にされているじゃないか」
まさしく検察側の怠慢だ！
こんな進行具合では、いかに被害者の男性警察官・岡野さんが重傷（右足切断、腰骨粉砕、頭蓋骨骨折）を負わされていたとしても、量刑は推して知るべきだ。
相当に軽い求刑がなされるどころか、被告は無罪放免で、証人として法廷で勇気ある証言をしてくれた�狒碓佞梁荵絢圻瓩蕕�重大な責任を負わされるような事態にもなりかねない。
そのようなことが憂慮される中、李被告の弁論が始まった。
情状酌量の余地はなし！
プロ野球のダルビッシュ投手に似た若手検事からの尋問が始まる。
冒頭、日本語での陳述をはじめた李被告だったが、すぐに裁判長から「何を言っているか分からないので中国語で話して下さい」と諭された。
それほどに李被告の日本語は拙かった。
日常的な会話ならともかく、法廷で陳述するには無理がある。
これより先の２５日、第二回目の公判で李被告の部下（事件当時）として出廷し、証言した金権が巧みな日本語で通訳を介さずに証言を行なったのとは対照的だ。
ここから李被告と金権の人間関係の一端が見えてくる。
李被告は金権の上司だが、能力的には金権のほうが上だったのではないか。少なくとも将来的には金権が李被告をあらゆる面で上回ることが確実だったのではないかと思う。
事件当時も電車内で李被告が持っていた濡れた傘が被害者・岡野さんの服にかかり、それを岡野さんが注意した際に「すみません」と謝ったのは金権で、李被告は何食わぬ顔で素知らぬフリを決め込んでいたと言われるが、それを象徴するようでもある。
ちなみに、この時、岡野さんが李被告らに何かを言っていたとされるが、李被告は「記憶にない」と述べた。
被害者の岡野さんと李被告らが電車内で揉めた発端は、東京駅から乗車した李被告らが立つ前の座席に座っていた岡野さんに「うるさい」と注意されたことにあるという。
※この陳述の時、通訳人は李被告の言葉の「うるさい」を「馬鹿野郎」と訳していた
「中国人だろう？」「ルールを守れ！」といったことを岡野さんから言われ、李被告は「国籍とは関係ない」と反論したところ、岡野さんが「何！？」という反応を示したという。
この言い合いの最中、座席から立ち上がった岡野さんが李被告の胸ぐらを掴んで「降りろ」と言ったそうだが、李被告は降りまいとしたものの到着したＪＲ御茶ノ水駅で引きずり降ろされ、駅のホームで互いに強い力で揉み合いになった―
―ここまでが李被告の陳述だが、如何せん、被害者の岡野さんは依然として重体で、十分な事情聴取は困難ではないかと思う。
被害者そして事件当時、車内に乗り合わせた人々の証言を聴かなければ喧嘩の原因について客観的な判断は下せない。
李被告の陳述だけを聴いていれば、被害者が一方的に絡んでいったと見れなくもないが、前述したように李被告は岡野さんの注意に対して相当ふてぶてしい態度をとったと見られる。
外国人に限らず、日本人同士でも電車や公共施設での騒ぎを注意され、それに立腹した者が相手を殺傷したという事件が起きている。
被害者・岡野さんの真っ当な注意に対して、李被告らが岡野さんを怒らせるような挑発的な態度をとったことも十分に考えられるのではないか。
―最近、これに似たような状況を目にした。
つい先日、『主権回復を目指す会』のメンバーらと居酒屋で飲食して歓談していたところ、隣の席に位置する若者らが酒を飲んだ勢いもあって、やけに騒がしかった。
耳をつんざくような騒ぎ声に、同会の西村修平代表が、「うるさいぞ！！ 静かにしろー！！」と怒鳴って一喝すると、若者らはそれまでの喧騒が嘘であるかのように静まり返った。
私は若者らが怒鳴られたことに対して因縁でもつけてくるのではないかと心構えをする―。
…結局は何も起こらなかったが、電車内での被害者・岡野さんの注意もこういうケースだったと思うのだ。
李被告の陳述を聴く限り、何か岡野さんが中国人を馬鹿にして突っかかっていったように思えるかも知れないが、電車という公共機関において騒いでいたことに対する至極正当な注意であり、日中の文化の違いと衝突が発端となった事件であることに違いはない。
酒に酔っていたとしても、これが転落の原因とは関係がないことは証人らの証言でも明らかにされている。
これを以って情状酌量の余地を与えてはならない！
絶対に非を認めない中国人という性質！
検察側と３人の裁判官らの質問に対して、李被告は驚くべき陳述をした。
被害者と揉み合う最中、自分は「岡野さんに掴まれた手を離そうと振り払っただけ」で、「揉み合いの最中に、自分の右側から出てきた手によって岡野さんが押され、線路上に転落した」と述べたのだ。
飽くまでも「自分は押していない」と言うのである。
これまで証人として出廷した３人、李被告の部下であった金権、喧嘩の仲裁に入った通行人の若者、そしてこの日に出廷した駅員が三者三様で「李被告が押したことで被害者が転落した」と断言しているのだ。
裁判官らの質問では、李被告の矛盾点を鋭く突く―！
裁判官：仮に、あなたの右側にいた人が押したとした場合、あなたの部下、そして通行人の男性、駅員らが「あなたが押した」と嘘をつく理由は何か？
李被告：（部下だった金権について）殺人未遂という大きな事件で責任を負いたくないのではないか
（通行人の男性について）善意で仲裁したが、私に責任を転嫁したかったのではないか
（駅員について）私達の後ろにいた人であり、業務上過失致死罪から逃れるためではないか
…李被告は終始、弁護人・藤本たけ子が「仲裁に入った人たちの衝動で被害者が線路上に転落した」とする主張に沿った陳述をした。
これは弁護人との作戦通りなのだろう。
裁判官が続ける―。
裁判官：仮にそうだったとして、皆が皆、揃って「あなた（被告）が押した」という結論にはならないと思いますが？
李被告：自分もおかしいと思う。
傍聴席で聴いている側も明らかに、おかしいと思う。
どう考えても矛盾点が露呈しているのに、それでもなおシラを切り通そうとするのが中国人であり人権派弁護士であるのか。
続く裁判長の追及は迫力満点だ。
裁判長：すると善意で仲裁に入った人は、自分の責任をあなたに擦り付けていると言うのですか？
李被告：そのように推測しています
裁判長：駅員もですか？
李被告：可能性はあります
裁判長：あなたの言っていることに嘘はありませんか！？
李被告：嘘ではありません。推測です
裁判長：これほどの大事件を起こしながら、他人に責任があるとすることは大変なことではありませんか！？
李被告：私が嘘をつく必要はない。自分は自分の、他人はそれぞれの責任を負うべきです
裁判長：自分の責任を他人に転嫁したことが明らかになった場合、それがどれほど重大なことか、覚悟はありますか！？
中国人は絶対に自らの過ちや非を認めない性質だと聞かされてはいたが、それを法廷でも公然と繰り広げているというのが私の印象だ。
もし私が李被告の立場だったとしたら、殺人未遂ではなく傷害事件として起訴するなど、司法が殺意はなかったと認めてくれているのだから、さっさと押したことを認めて被害者に可能な限りの賠償を行ない、情状酌量を得ようとするだろう。
しかし、中国人や人権派弁護士というのはトンでもな論説を堂々と展開するものである。
しかも、この裁判では、そのトンでもな論説が罷り通る可能性が否めないのだ。
それは検察側の姿勢に大いに問題がある！
エントリーの冒頭にも記したように、一人の人間を電車が進入してくる線路上に突き落とすという大事件の凶悪中国人に対して、これを断罪し、その責任を徹底追及するという気概が微塵も見られないのである！
主権回復を目指す会の西村代表が言ったことを思い出す。
「問題は司法として、検察庁としてこの事件に対して真剣に向き合っていないことだ」
初公判の折、第二回目と今回とは異なり、別の検事が検察側に座っていた。
いかにも馬鹿ヅラをした検事に対して飛ばした「アホか！」という野次がますます真っ当な指摘であったと思えてくる。
どういう理由でか第二回目以降、検事が交代していたが、それでもボンクラであることに違いはない。
検察庁は恣意的に、こうした法廷経験の乏しい検事に担当させているとしか思えない。
その背景に何があるかは別として、ＪＲ御茶ノ水駅で発生した凶悪中国人犯罪に及び腰になっている検察庁に対し、国民世論を以って徹底的に突き上げるべきだろう！
公判終了後、喫煙室で裁判を傍聴した警視庁の刑事たちに出くわした。
殺人未遂ではなく「傷害罪」で起訴されていることを知らなかった刑事の一人は、私がその事実を告げると驚きを隠さなかった。
これが国民世論が示すであろう当然の反応である！
ただでさえ殺人未遂より軽い量刑が予想されるが、それにも増して被告の罪を免れさせるようなトンでもな陳述が罷り通ったとしたら、検察側の怠慢として厳しく責任が追及されるべきである！
次回の公判は―
平成２０年５月１５日 午後３時より
同じく東京地裁第５３１号法廷にて行なわれる
動画特集！
【長野聖火リレー】嘘つき長野県警！
前編 http://jp.youtube.com/watch?v=hTd2jeG_9s8
後編 http://jp.youtube.com/watch?v=svfadbSYFlE
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この記事へのコメント
なんだかため息が出そうな気分になります。
岡野さんが言った「中国人だろう？」「ルールを守れ！」は
今の都会で中国人に接する日本人全ての本音でしょうね。
中国人に注意したら殺されるような目に遭わなければならないんでしょうか。
公判レポート、詳細を知ることができて勉強になりました。
ありがとうございます。
http://ameblo.jp/nyaonnyaon/entry-10092818033.html
http://www.afpbb.com/article/politics/2385343/2885869
中国の軍備増強は「厄介」、CIA長官が認識示す
http://www.afpbb.com/article/politics/2385767/2887155
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http://www.afpbb.com/article/politics/2385598/2886514
ソマリアで爆弾攻撃、エチオピア兵の発砲で市民12人死亡か
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2385485/2886052
http://jp.youtube.com/watch?v=INiuEmtsJtM
青山繁晴氏 硫黄島は生きるヒント２／３
http://jp.youtube.com/watch?v=8-J0Mev4TNE&feature=related
青山繁晴氏 硫黄島は生きるヒント３／３
http://jp.youtube.com/watch?v=4hBUGxDmcik&feature=related
08.4.30.青山繁晴がズバリ！1/3
http://jp.youtube.com/watch?v=mTX8cSedF40
08.4.30.青山繁晴がズバリ！2/3
http://jp.youtube.com/watch?v=UMQV7fcKLwY&feature=related
08.4.30.青山繁晴がズバリ！3/3
http://jp.youtube.com/watch?v=4boogswXKkc&feature=related
【ワシントン＝貞広貴志】米議会の政府監査院（ＧＡＯ）は１日、在日米軍再編計画の柱の一つである在沖縄海兵隊８０００人のグアム移転について、２０１４年までの実現という目標が「あまりに楽観的」として、遅れが出る可能性を指摘する報告書を公表した。
施設整備の前提となる環境影響評価に時間がかかるほか、移転に伴う社会資本（インフラ）整備が追いつかないことを理由に挙げた。
（2008年5月2日読売新聞）
いつもお世話になっております。コメントを有り難うございました。
本当に溜息ばかりが出る世の中ですね…。
福田政権は留学・観光・就労全般に渡って外国人に対し門戸全面開放の方針にあり、様々な危険法案が続出しています。さながら日本版ノ・ムヒョン政権のようですね。まぁしかし、次から次へと懸案事項が飛び出す時代というのも珍しいのではないでしょうか。
中国では日本人が「鬼」のように教えられ、子供が悪さをすると「日本鬼子が来る」とも言われているようですが、本当に中国人に対して毅然と厳しく在って、連中に日本鬼子なんて戯言を言っている場合ではないようにしてやるしか手は無さそうですね。日本人が怒ったら怖いんだぞと。公判は今後も順次レポートします。