参考文献の書き方

参考文献リストの書き方は専門分野によって細かい点については違いがありますが、いずれの場合も、基本的には次のような内容が含まれている必要があります。

A.単行本の場合

  1. 著者名あるいは編者名
  2. 出版年
  3. 書名
  4. 出版社
  5. 総ページ数


B.論文集に掲載された論文・雑誌論文・記事の場合

  1. 著者名
  2. 出版年
  3. 論文のタイトル
  4. 論文の掲載された本・雑誌名
  5. 掲載雑誌の巻数・号数、掲載ページ
  6. 論文集等の編者名と出版社


C.新聞記事の場合

  1. 新聞名
  2. 記事が掲載された日付、朝夕刊の別
  3. 記事のタイトル


D.Webページ(インターネットのページ)の場合

  1. 作成者(分かれば)
  2. Webページのタイトル
  3. アドレス(URL)
  4. アクセスした日付

戸村が担当する授業でレポートを提出する際は、次の例に倣って、参考(引用)文献リストを作成し、レポートの末尾につけてください。

種類 注意事項
単行本 町田健(2002) 『まちがいだらけの日本語文法』 講談社(講談社現代新書) 270pp. ・書名は『 』で括る。
小池清治、赤羽根義章(2002) 『文法探求法』(シリーズ<日本語探求法> 2) 朝倉書店 ・シリーズ名がある場合は、それも付記する。
論文 宮崎里司(2002) 「‘外国人力士に見ることばの習得’学」 『日本語学』 Vol.21(2002年10月号) pp.90-100. 明治書院 ・タイトルは「 」で括る。
・雑誌名は『 』で括る。
郡司隆男 (1997) 「言語情報の特質」  藤本和貴夫、木村健治編 『言語文化学概論』 pp.107-120. 大阪大学出版会 ・著者や編者が複数の場合は列挙する。
左のような場合、‘藤本和貴夫他編’のようにすることも可。
新聞 『朝日新聞』 2002年10月8日朝刊 「社説」 ・新聞名は『 』で括る。
Web 「俗字の字典」 <http://hp.vector.co.jp/authors/VA000964/html/zokuji.htm> (2002/10/27アクセス) ・アクセスした日の記入を忘れずに! 
・Webページは削除されたり移動されたりすることがあるので、資料はプリントアウトして保存しておくこと。


その他、参考文献の書き方が紹介されているWebページを以下に紹介しました。
レポート・論文を書く際に参考にしてください。


【参考文献の書き方を示したWebページ】

科学技術情報流通技術基準−−参照文献の書き方 <http://www.tokyo.jst.go.jp/SIST/handbook/mokuji/index.htm>(2005/01/31 アクセス)

科学技術情報流通技術基準−−参照文献電子文献参照の書き方/参照文献の書き方(補遺)<http://www.tokyo.jst.go.jp/SIST/handbook/mokuji/index.htm>(2005/01/31 アクセス)

指宿 信(2000) 「ネット文献の引用方法について――学術資源としてのネットの可能性――」<http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/compass-028.html>  (2001/11/19 アクセス)

林哲也(2001) 「参考文献の書き方」<http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/memb/hayashi/biblio.html> (2001/11/19 アクセス)

経営学部:『経営学研究論集』執筆要綱 (2002/10/10 アクセス)