Xpathを記述できるフレームワークとして jQueryという便利なフレームワークがあります。 例えば「 #wrapper というIDを持つDIVの中の #menuというIDを持つDIVの中の Aタグの中のIMGタグ」のオブジェクトが1行で取得できます。 では早速使ってみます。
■ 使い方
- 1. jQueryページhttp://jquery.com/から「Download jQuery (compressed) 19kb」をダウンロードする
- 2. ダウンロードしたファイルを任意のパスにコピーし読み込ませる
■ prototype.js とのコンフリクト回避
<script>
// 下記2行を追加
jQuery.noConflict();
var j$ = jQuery;
</script>
でコンフリクトを回避しておきます。
■ ID, クラス名, タグ名による指定
// id="hogehoge" のjQueryオブジェクトを取得
jq_obj=j$("#hogehoge");
// class="hogeclass" のjQueryオブジェクトを取得
jq_obj=j$(".hogeclass");
// タグ<div> のjQueryオブジェクトを取得
jq_obj=j$("div");
■ こんな指定も出来ます
同ページ内へのリンクを抽出してその name="" を抜き出す j$('a[@href*="#"]').each(function(){ p = this.href.split('#'); name=p[1]; alert(name); });
■ サンプルソース
下記リンクをクリックしてソースを表示させて下さい サンプルソース1の実行 サンプルソース2の実行 サンプルソース3の実行
■ jQueryを使うコツ
jQueryを使うコツは基本的に全てjQueryオブジェクトを返します。 (prototype.jsとここが違うので注意) DOMオブジェクトを返したいときは get() メソッドを使用します。
コーディング例:クラス名が icon_on の<a>タグの中の<img>タグを取得する
jq_obj=$("a[@class=icon_on]/img", $target); // jQueryオブジェクトを返す。
dom_obj=$("a[@class=icon_on]/img", $target).get(0); // DOMオブジェクトを返す。
//
// jQueryオブジェクトからDOMオブジェクトを作成するには get メソッドを使用します。
// dom_obj=jq_obj.get(0); // 1番目のDOMオブジェクトを返す
参考: http://www.mikage.to/jquery/jquery_basic.html
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3