「修理ミスは推定の域」 ボンバル陳謝も、説明なしボンバルディア機胴体着陸事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が最終報告書を公表したことを受け、ボンバルディア社のトッド・ヤング副社長が28日、国土交通省で記者会見し、「真摯に受け止める」としたものの「修理でのミスというのは推定の域を出ていない」と強調した。 ヤング副社長は「多くの皆さまに心配、迷惑をかけたことを深くおわびする」と陳謝したが、ボルト付け忘れがどの時点で、なぜ起きたかという説明は、報道陣が繰り返し質問しても一切なかった。 また最終報告書では手順書通り部品全体の取り換えが行われず、一部のみ交換されたことが指摘されているが「機能していない部分だけ交換するのは業界では通常の方法」との認識を示した。 ヤング副社長は、マニュアルにイラストや図を加えた詳細なものにするよう見直したり、問題となったボルトが前輪格納扉の開閉装置にあるかを検査する工程を加えるなど、事故後に多くの対策を取り「安全性に大変自信を持っている」と胸を張った。 |
【共同通信】 |
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