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【官房長官会見】拉致問題の一部報道「どういう意図で書くのか」(27日午後) (1/3ページ)
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町村信孝官房長官は27日午後の記者会見で、北朝鮮による拉致被害者とみられる日本人が生存し、帰国させる用意があるとの一部報道について「どういう意図で事実無根のことを書くのか、極めて遺憾だ」と述べた。会見の詳細は以下の通り。
【拉致問題報道】
−−北朝鮮が、米国に対して拉致被害者の生存者がいて、帰国させる用意があると伝えていたというような報道があるが、日本政府としては把握しているか
「連日、事実無根の記事が出ることに私は大変憤りを覚えております。まったくかかる事実はございませんし、米国政府からも記事のような内容の連絡を受けたことはありません。ちなみに、拉致対策本部の者も、あるいは、外務省にも一切取材なしの記事であると。いったいどういう意図をもって毎回、連日事実無根のことをお書きになるのか、極めて遺憾であります。今後、どういう対応をするかは、報道官の方で考えますけれども、連日こういう、ありもしないことを大きく書きたてられるのは誠に迷惑至極でありますね。甚だ遺憾であります」