2008-04-22
Eラン学生がAラン企業から内定を頂く方法のまとめ
Eラン大学のダメ院生(情報系)である僕はAラン,Bラン,D-ラン企業から内々定を頂いた.
このエントリーでは,僕の実体験を元にEラン大学の学生が大手企業から内定を取る方法をまとめてみたいと思う.
ちなみに僕はSI業界を志望しているので他業界はほとんど知らないが,どんな業界でも通用する話だと思う.
ちなみにここでいうEランク大学は【大学ランキング】を参照し,企業のランキングは【2009年度SI業界ランキング】を参照している.
これらのランキングの確からしさに関して議論するつもりはなく,あくまで参考として引用しているだけである.
1. はじめに
1.1. 武器を持つ
自分の武器(強み)を持つことは重要である.エントリーシートのネタや面接で自分をアピールする主軸となるため必須とも言える.
「そんなの当たり前でしょ?」とエリート大学の学生は言うでしょう.
しかしEランとなると強みがないという場合も珍しくないのが事実.
そこで「資格を取る」ことをまずお薦めする.
資格は自分を裏切らないし,自分の持つ知識や技術力の証明となる.
逆に言うと,Eラン学生でエントリーシートや履歴書の資格欄に"運転免許"しか書けないなんて,自分のダメさアピールをしているようなもの.
例えば初級シスアドや基本情報技術者を持っていれば
「IT関連の資格を持っているんですね.なぜこの資格を取ろうと思い立ったのですか?」
「次のステップとして他の資格に挑戦しようとは考えていますか?」
といったようにプラス材料として話が展開するだろう.実際に僕の面接でもこのようなやりとりは多くあった.
基本情報技術者を取得した理由からIT業界を志望している理由に話を進めることも容易であり,非常にいい流れで面接が展開される.
資格を取ることの利点は他にもある.
資格を取るために努力をしたという経験から例えば「忍耐力」「向上心」「達成力」などが養えるので,自ずとエントリーシートのネタにもできる.
上記の例ではIT関連の資格を挙げたが,別にどんな資格でもいいと思っている.
大切なのは「何かに挑戦する」こと,そこから「自分を見出す」ことだから.
ここでは資格取得に関して書いたがきっと「どんな資格を取れば良いの?」という声が聞こえてくると思う.
そこで僕の知っている資格(主にIT関連)を別エントリーとして上げたので,参考にされたい.
1.2. インターンシップに参加する
インターンシップに参加することは強い経験となるので,是非参加するべきだと思う.
インターンシップには1日,3日,1週間,2週間,1ヶ月などなど,いろんな期間のものがある.
また内々定に直結するもの,好きな時に入社できる切符を交付されるもの,選考のステップが1つ減る待遇を受けられるもの,選考には全く関係のないものなど,位置付けにもいろいろなものがある.
そこで特にお薦めするのは,夏休みのインターンシップ.なぜ夏休みのインターンシップを薦めるかというと
◎ 比較的長い期間の体験ができる
夏休みということもあって,1週間〜1ヶ月の比較的長期のインターンシップが開催されている.
やはりワンデーなど短期のものよりも,長期のインターンシップに参加した方が得るものも多いし,その会社がよく見えるようになってくる.
◎ 参加者が多くはない
この時期にインターンをする学生というのは,高い意識を持った学生だけで,冬季と比べると倍率も低い.
Eランが奮起して大手でのインターンシップに参加するならこの時期が良い.
実際に僕は某大手印刷会社で2週間のインターンシップに参加して貴重な経験となった.
選考には無関係のインターンシップではあったが,2週間の体験から「その会社で働く自分」を具体的にイメージすることができ,自信を持って面接に望むことができた.その結果内々定へとつながった.
◎ 時間に余裕がある
冬季というと,就活が始まっていて時間に余裕があるとは思えない.
ましては院生となると研究にも力を入れなくてはならず,不可能に近いのが現状である.
そこで比較的に時間に余裕があるのが夏休みである.
「せっかくの夏休みなんだから海に行きたいぜ!」なんて遊びまくるEラン学生は既に死亡フラグが立ってると言っても過言ではない.このチャンスを逃すな.
◎ ESと面接
インターンシップを希望する場合,エントリーシートをバッチリ書かなくてはならない.
企業によっては面接をする場合もある.
もし参加できなかったとしても,エントリーシートや面接の経験がこの時期にできるのは価値がある.
多くの学生は年が明けてからエントリーシートというものと初対面し大きく行き詰るのだから.
勘違いされては困るのだが,「内々定を取るためのインターンシップ」ではない.
そういう気持ちがあると多分エントリーシートで落ちる.
自分を成長させるため,社会で働く自分を知るため,など熱意のこもった志望動機が必要だ.
2. 選考に入る前準備
適宜追記.
3. いざ面接へ
3.1. 面接で聞かれる質問は大きく3種類
面接で聞かれる質問には「基礎質問」と「応用質問」と「奇抜質問」の3種に大別できると考えている.
・基礎質問・・・どの企業でも高確率で聞かれる質問.
ex.「自己PRをお願いします」「弊社の志望動機は?」「学生時代頑張ったことはありますか?」
・応用質問・・・基礎質問の回答から枝分かれして投げられれる質問.
ex.社会に貢献したいという志望動機に対して「あなたの考える社会貢献とはどんなことですか?」
ex.学生時代は研究に打ち込みましたという回答に対して「どんな研究内容ですか?」「研究活動で苦労したことはなんですか?」
・奇抜質問・・・とりあえず困る質問.
ex.「あなたは動物に例えると何でしょう?」「極論ですが勉強と遊びどっちが好きですか?(実際に聞かれた)」
3.2. 一人で模擬面接
面接が苦手な人は多いと思うし,僕もその一人である.
僕はもともと早口でまた滑舌も悪いので,日常の会話でも噛むことが多々ある.
そんな面接への恐怖心をなくす最も効果的な方法は,一人で何度も何度も繰り返し練習することである.
よく面接での回答は予め考えたものを丸暗記するのではなく,その場でうまく答えるといったような記述を見るが,僕からしてみれば,事前準備としての「面接カンペ」は必須だと思っている.
ようするに上の「丸暗記」というのは,覚えることに徹底しすぎた結果,本番でただの棒読みになってしまう点が悪いのだと思う.
そうではなく,面接カンペを使って練習をして,「毎回概ね同じことを言えるようにする」ことが大切である.
毎回概ね同じことを言う≠毎回同じことを言う
である点に注目されたい.毎回言葉の使い方や話の展開は微妙に違うけど,全体的には同じことを言っている状態が最も望ましい.
これを踏まえて練習を繰り返すと,棒読み風な面接とは完全におさらばできる.
まだまだ未完成.適宜追記していきます.
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関連リンク
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