つがる西北五広域連合は27日、自治体病院長会議を開き、前回の会議で出された中核病院の病床数385床、2つのサテライト医療機関の病床数各100床、そのほか無床の診療所を2カ所設置する素案を了承。新たに提案された中核病院内の精神科病床数を50床とする案も了承した。29日に開かれる同連合正副連合長会議で中間報告する。

 会議は非公開で行われた。事務局などによると、中核病院とサテライト医療機関の適正規模、適正病床数など将来の西北五圏域の人口数、患者数、医師数などに照らし合わせて算出した中核病院の一般病床数385床などの案を了承。
 また、同日提案された中核病院の精神科病床50床の案を各病院長がそれぞれ了承した。
 次回の病院長会議では中核病院、サテライト医療機関、無床の診療所の診療科目などを決める。
 今後は、正副連合長会議などで、中核病院の西と北に設置されるサテライト医療機関の場所の選定などが焦点となりそうだ。