西日本新聞

校舎倒壊死で遺族デモ行進 市トップが土下座で制止

2008年5月26日 16:31 カテゴリー:アジア・世界

 【北京26日共同】26日付の中国紙、南方都市報によると、四川大地震で児童127人が死亡した四川省綿竹市の富新第2小学校の倒壊について、校舎の手抜き工事を疑う保護者数百人が25日、上級行政機関へ直訴するためデモ行進し、同市トップの☆国華共産党委員会書記が土下座してデモをやめるよう懇願した。

 保護者らはデモ行進を中止したが、バスで綿竹市の上級行政機関である徳陽市に行き、張金明副市長と面会。副市長は同校の耐震強度などについて、建築専門家を入れたグループを組織して調査を開始したと表明、違法行為が明らかになった場合は「責任者を法廷に送る」と明言した。

 校舎倒壊などで亡くなった生徒と教師は四川省だけで6581人、行方不明者も1274人に上る。
(注)☆は草カンムリに将の旧字体

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