カット料金が4000円から5500円に
値上がった話の続き。。。
さて、あれから1ヶ月半ほどたったので、
そろそろ髪の毛を切りたくなってきた。
元の店に行くか、違う店に行くか考えたが、
せっかくだから、この機会に別の店に行くことにした。
というものの、
新しい店で髪の毛を切って貰うというのは、
結構勇気がいるもので、
「変な髪型にされてもなあ」と思いながら、
ネットで色々検索してみた。
そんな中で、なかなかおもしろそうな店を発見した。
それは、どんな店かというと、
なんとカット料金が2,000円程度の美容院である。
それも、スタイリストは、
かなりの高いレベルだと宣伝している。
「ほんまかいな」と思いながら、
ともかくこの店に行ってみた。
事務所に毛の生えた程度の内装であったが、
確かに、スタッフは30〜40歳ぐらいというところだろうか、
なかなか経験は豊富な感じである。
私は髪の毛を切って貰いながら、
世間話のふりをして色々とリサーチを試みた。
なぜ、低価格が実現できるかというと、
・スタッフは全員、完全歩合制になっている
・指名されると指名料がはいるのでやる気がおこる
・アシスタントがいないので、その分の人件費負担がない
ということだった。
そして、おもしろいことに、
ここに勤めているスタッフの多くは、
・前の店でオーナーと意見があわずに辞めた
・前の店で給料と勤務時間が納得できずにやめた
・自分の店をやっていたが、経営がうまくいかずに閉店した
などのドロップアウト的な人達が多いというのだ。
つまり、ある意味「救済所」的な要素があるのだ。
これは、よく考えると、
なかなかおもしろいビジネスモデルで、
個性が強い技術職のスタッフをまとめるには、
有効な方法のように思われる。
何か他の業種でも応用できないかどうか、
ちょっと考え中である。
2007年06月07日
美容室・料金の値上げ2
posted by 真田学 at 11:30| ビジネス