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【静岡】藤枝市立総合病院 分娩7月以降も継続 新たな産科医が来月赴任2008年5月28日 藤枝市立総合病院の産婦人科医全員が6月末で退職する問題で、新しい産科医が6月1日付で赴任することが分かった。産婦人科は5月末で患者の受け入れをいったん休止するが、分娩(ぶんべん)は7月以降も予約数を制限して継続する見通しが立った。 病院によると、赴任するのは、佐賀県内で開業していた五十代の男性産科医。3月下旬に男性側から連絡があり、病院を見学。4月下旬に勤務を内諾し、今月12日に採用が決まった。 産科医一人だけでは扱える分娩数に限りがあるため、病院は「引き続き近隣の公立病院や開業医に協力をお願いする」としている。 この病院は年間800件近い分娩を扱う地域の中核病院。 事態を重くみた国と県が産科医一人を派遣する方向で調整しているほか、市も独自に別の産科医と交渉している。 浜松医科大も週に2、3回、外来診療に非常勤医師を派遣する意向を示している。
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