26日午前10時5分ごろ、うきは市吉井町千年の筑後川河川敷駐車場で、乗用車の中で男性がぐったりしているのを通行人が見つけ110番した。連絡を受けた消防が窓ガラスを割って調べたが、男性はすでに死亡していた。うきは署によると、死因は硫化水素による中毒死で、自殺とみて調べている。
同署によると、死亡したのは同市内の男性(33)。車の後部座席に硫化水素の入った鍋とポリ製のごみ箱があった。ドアはすべて施錠され、目立った外傷はなかった。車内から遺書めいた紙も見つかり、硫化水素を使った自殺とみている。
〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月27日 地方版