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アジアの被災者 救おう

2008年05月19日

写真

ミャンマーと中国への募金活動をおこなう福岡YMCAのメンバーたち=福岡市中央区天神、岩崎央撮影

 ■留学生ら福岡で募金活動

 中国の四川省大地震やミャンマー(ビルマ)の大型サイクロンなどアジア各地の被災者を支援しようと、福岡市内の様々な団体が18日、同市中央区天神で募金活動をした。

 県内の留学生でつくる県留学生会は、約30人が四川省地震への支援を訴えた。副会長で山東省出身の九州大工学府博士課程2年、牟倡駿さん(26)は「被害の大きさには本当に驚いた。薬などが足りていないので、早く被災地に物資を送りたい」と話した。

 中国とのビジネスの支援などをしている会社社長、青木麗子さんは急きょ、留学生や県民有志に募金を呼びかけ、数十人と共に街頭に立った。「災害の大きさに比べれば小さな行動だが、これを機に日中のつながりが深まれば」

 また、福岡YMCAは地震とサイクロン両方への募金を実施。ミャンマーから2カ月前に来日したキン・サンダー・ウィンさんは「みんなが大丈夫かと心配してくれ、とてもうれしいです」と話した。

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