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社会

医療事故2件で賠償支払い合意 遺族らに 名寄市立総合病院(05/28 07:27)

 【名寄】名寄市立総合病院(佐古和広院長)は二十七日、同病院で発生した医療事故二件について、同市が遺族らに賠償金を支払うことで合意したと発表した。

 同病院によると、二〇〇六年二月、腎不全の治療で入院していた名寄市内の七十代の女性が、血液透析の後に輸液製剤の点滴を受けていた際に、点滴の管が外れ、出血とともに心肺停止状態で発見され、間もなく死亡した。

 佐古院長は「心電図の解析から、直前に不整脈を確認したが、死因は特定できなかった」とする。しかし、同病院の調査で、事故当時に夜勤だった看護師三人全員が食事のために約十五分間、詰め所を離れていたことが分かった。また、詰め所にある心電図モニターの音量が下げられており、警報音が聞こえにくい状態だった。同院長は「管理や監視体制が不十分だった」とミスを認め、同市は賠償金五百万円を支払うことで遺族と合意した。

 また、〇七年二月、左腕骨折で入院した同市内の男児=当時(11)=が、骨を針金で固定する手術の後、指のしびれがとれない状態となった。男児は同年六月、別の病院で左腕の末梢(まっしょう)神経を損傷している疑いがあると診断され、再手術を受けた。

 同市は再手術の費用など七十三万一千円を賠償することで男児の保護者と合意した。

 同市は二件の賠償金支払いについて、六月二日開会の定例市議会に議案を提案する。

 
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