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社会

市立旭川病院 蓄膿手術ミスで視覚障害 2000万円賠償へ(05/28 07:26)

 【旭川】市立旭川病院(五百八十八床、青木秀俊院長)で二〇〇五年十二月に副鼻腔(びくう)炎(蓄膿(ちくのう)症)の内視鏡手術を受けた上川管内の当時五十代の男性が、内視鏡操作のミスで右目を動かす神経を傷つけられ、視覚障害を負っていたことが二十七日、分かった。旭川市は同日までに、損害賠償金として約二千万円を支払うことで男性側と合意した。

 同病院によると、この男性は蓄膿症治療のため、〇五年二月から同病院の耳鼻咽喉(いんこう)科に通院し、同十二月に炎症部分を除去する手術を受けた。その際、当時三十代の男性執刀医が内視鏡操作を誤り、目を動かす神経を傷つけた。男性はその後、同病院や札幌市内の病院で治療を受けたが、視野が狭くなり、物が二重に見える障害が残ったという。

 同病院は昨年から男性側と交渉し、今月上旬、千九百七十四万円を支払うことで合意した。六月の定例市議会に関連の補正予算案を提出する。この医師は既に他病院に移っている。

 同病院は「結果的に必要な医療水準に達していなかった」(事務局)と執刀医のミスを認めた上で、「深くおわびしたい。院内の委員会で事例検討を行い、防止策の徹底につなげたい」などとしている。

 
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