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第2次大戦、男が減ったのに出生率増加の理由とは?

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新華社総合:1940年から1945年にかけてのナチス占領下のフランス。この時期に関する人々の記憶といえば、飢餓、抵抗、恐怖だろう。しかし、新たに出版された「1940-1945:糜爛の年代」というタイトルの本は、この観念を根本から覆すものだ。この本によれば、ナチス占領下のパリでは、女性の性解放運動が空前の高まりを見せていたというのだ。
この本の著者は、フランステレビ局の歴史番組ディレクター。著者は次のように述べている。「この話題がタブーだということは知っている。掘り返したいという人のいないこの一時代は、われわれ民族の尊厳を傷つけるものだ。しかし、人々がドイツの占領を受け入れ、反抗しなかったというのが事実なのだ」。
著者によればこの時代、経済的な困難を乗り切るため、パリの女性たちはナチスによって捕らえられたその夫のことを忘れ、ドイツの兵士たちに身をささげたというのだ。彼女たちはドイツ兵のことを「金髪の野蛮人」と呼んでさげすんだが、実際、ドイツ兵たちはフランス女性にとって得も知れない魅力があったのだという。
また兵士だけでなく、彼女たちの苦しい生活を助けてくれる可能性のある人、たとえばビジネスマンや会社経営者、隣人のドイツ人たちにも彼女たちは身をささげていたという。著者は次のように述べている。「寒い冬でも暖房用石炭は不足していた。夜10時から翌朝5時までの外出禁止時間が、色事がもっともよく発生する時間帯となった。1942年、フランスでは200万の男性が監獄に押し込められたが、この年、フランスの出生率は逆に増加しているのだ」。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/G-SEARCH】


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