ニュース3分LifeHacking:書式設定を省いてテキストだけをコピペするコピペしたら、書式設定やハイパーリンクまでまとめてコピーされてしまうことがある。これを防いでテキストデータだけをコピペするためのソフトが「テキペ」だ。2007年10月15日 22時54分 更新
WordやExcel、PowerPointといったオフィス系ソフトで文字列をコピー&ペーストすると、書式もまとめてペーストされてしまってイライラすることがある。たとえば、タイトルにあった文字列を本文にペーストしたらいきなり巨大な文字で貼り付けられてしまった、Webページのテキストをコピーしたらハイパーリンクまでくっついてきた――といった具合だ。 ペースト時に右下に表示される[貼り付けのオプション]スマートタグを使えば「テキストのみ保持」とか「貼り付け先の書式に合わせる」といった具合に書式の変更も可能だが、純粋なテキストデータだけをペーストする割合が高いと、こうした作業を繰り返すのは非常に億劫だ。 たくさんのドキュメントでテキストだけコピペしたい――という場合に便利なのが「テキペ」。このソフトを常駐させておけば、コピー&ペーストの対象はテキストデータだけになり、書式は無視するようになる。言ってみれば「テキストのみ保持」の自動実行ソフトのようなもので、いちいち[貼り付けのオプション]スマートタグを使う必要もなくなるというわけだ。 なおテキペを起動していると、Excelのセル情報や一般的な画像データをコピーできなくなる“副作用”が起こる。テキペのON/OFFはパレット上のボタンをワンクリックするか、ショートカットキーで切り替えられるので、Wordなどでの文章作成時にだけONにし、それ以外の時はOFFにするようにすれば作業効率もアップするのではないだろうか。
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