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脳死判定後17時間後に生き返った女性
2008年05月27日19時30分
新華社ワシントン(米国):アメリカで、心臓発作を起こし病院に運ばれた女性が、脳死判定後17時間後に生命維持装置を外したところ、突然生き返るというできごとが起こった。
この女性はウェストバージニア州に住むビルマ・トーマスさん(59)。彼女は17日、心臓発作で突然倒れ、近くの病院に運ばれた。病院に到着したとき、すでに意識がなかったという。
医師たちは何とかしてビルマさんを救おうと懸命に処置。しかしビルマさんは病院に運ばれてから2回も心臓が停止した。脳の活動が停止し、血圧も心拍もなくなったことを確認した医師は、ビルマさんが亡くなったことを家族に告げたという。
家族の同意を得て、医師はビルマさんにつけられた生命維持装置を外した。さらに生前、臓器提供の意思を示していたビルマさんの身体から、臓器を摘出する準備を始めたという。家族もビルマさんに最後の別れをし、葬儀の準備に取り掛かった。
イギリス紙「デーリー・メール」は25日、ビルマさんの息子の次のような話を掲載している。「僕達はずっと病院で、母が意識を回復するよう祈っていたんだ。でも、母の心臓は止まってしまい、身体も次第に硬直していった。僕達家族も、牧師さんも、先生も、みんな人工呼吸器を外すことに同意したよ」。
奇跡はそのとき起こった。医師が呼吸器を外してから約10分後、看護士たちがビルマさんの肺に空気を送る管を取り外そうとしていたとき、ビルマさんは生き返ったという。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】
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