2008年 5月 27日 |
|
|
岡山市の外郭団体で新たな使途不明金
|
△▼ |
多額の使途不明金を出した岡山市の外郭団体、シルバー人材センターで、事態が発覚した去年6月以降も使途不明金が発生していたことが分かりました。岡山市シルバー人材センターによりますと新たに発覚した使途不明金は総額約300万円です。昨年度の決算処理の過程で見つかったもので、去年6月から10月までの間に銀行口座から6回に渡って、引き出されていました。領収書は無いということです。センターでは去年6月、約7600万円の使途不明金が発覚しており、今回の不明金は岡山市などが原因究明を行っている最中に発生していたことになります。使途不明金を巡ってセンターでは去年12月、職員3人を懲戒解雇処分にしたほか、今年2月には業務上横領の疑いで被疑者不詳のまま警察に刑事告訴しています。
|
|
|
就実中学校・高校が一部男女共学化
|
▲▼ |
岡山市の就実中学校と就実高校が来年度から一部男女共学化することになりました。来年度から共学化するのは中学校と高校の特別進学コースです。募集定員は中学校が30人、高校が150人ですが男女別の定員は設けません。森木正隆校長は「国公立大学への合格実績を上げる事を目指していて、現在、約40人の合格者数を100人まで増やしたい」と話しています。また、共学化に併せて来年度から就実中学校と高校を併設型の中高一貫校とするほか、4年後の2012年度にはすべてのコースで、共学化する予定であることも明らかにしました。
|
|
|
丸亀藩が製作した国内最大の大砲の弾
|
▲▼ |
江戸時代後半、黒船の来航に備え、丸亀藩が製作したとされる、国内最大の大砲の弾が27日、公開されました。丸亀藩が1802年に製作したとされる国内最大の大砲の弾は直径が50センチあり、これまで見つかっている当時の大砲の弾の約6倍の直径という事です。この弾は、江戸時代の科学者を研究している大阪市の澤田平さんが東京のコレクターから鑑定を依頼され、弾の表面に書かれた文字などを分析した結果、丸亀藩が製作したものと分かりました。弾の表面には丸亀城の北の海岸で発射した際、約600メートルも飛んだと記されていて丸亀藩の技術の高さを示す貴重な資料だと言うことです。今後、澤田さんはこの大砲の弾を県内の博物館で展示できるよう働きかけることにしています。
|
|
|
塩田跡地に土砂処分場、反対の決議書
|
▲▼ |
瀬戸内市の錦海塩田跡地に土砂の処分場を設置する計画を巡って、地元住民らが計画に反対する決議書を市役所などに提出しました。瀬戸内市役所前では計画に反対する住民や牛窓漁協の組合員など約300人がデモ行進を行いました。この計画は瀬戸内市邑久町にある錦海塩田跡地に土砂の処分場を設置するものです。一部の住民や漁業関係者が、「環境破壊につながる」として計画に反対していますが、岡山県はおととし10月に、この計画を進める許可を出しています。一行はこのあと、瀬戸内市と土地を所有する錦海塩業に計画に反対する決議書を提出しました。瀬戸内市は「今後、業者に対して住民の理解を得るように指導していく」と話しています。
|
|
|
コンビニ強盗連続で緊急防犯対策会議
|
▲▼ |
相次ぐコンビニ強盗を受け、深夜営業の店を対象に警察が注意を呼びかける緊急対策会議が27日、美作市で開かれました。美作警察署管内のコンビニエンスストアなどから15人が出席し、警察の担当者が店外への防犯カメラの設置や客への声かけが犯行の未然防止に効果があると説明しました。美作市では先月と26日、同じコンビニエンスストアで強盗事件が起きていて、犯人はまだ捕まっていません。
|
|
|
神戸市で香川など四国4県物産展
|
▲▼ |
香川など四国4県の味や伝統の技を一堂に集めた物産展が27日から神戸市のデパートで始まりました。高知のカツオに愛媛のジャコ天、そして香川の和三盆。そごう神戸店の会場には、四国4県で人気を集めるグルメや伝統工芸品の店47店が出店しています。明石海峡大橋の開通などで四国が身近になり、四国の物産展は関西でも人気だということで、そごう神戸店では今回が4回目の開催です。中でも、買い物客の人気を集めていたのがさぬきうどんの実演販売コーナーです。善通寺市から来た職人がその場で打ったばかりのうどんを味わうことができます。このほかわずか30分足らずで売り切れる商品も出るなど、会場は開店から多くの人でにぎわっていました。この物産展は来月1日まで、神戸市のそごう神戸店で開かれています。
|
|
|
倉敷市で河川敷の工作物撤去訓練
|
▲▼ |
梅雨や台風シーズンの川の増水に備えて、河川敷に設置されているテントやフェンスなどを撤去する訓練が27日、倉敷市で行われました。この訓練は国土交通省岡山河川事務所が管理する河川敷で、毎年この時期に行っているものです。27日の訓練は高梁川が増水し、危険水域に達したという想定で行われました。河川敷にあるゴルフ場の関係者や近くの建設業者など約80人が小屋やテントなどを次々と撤去していきました。河川敷に設置されたこうした設備は河口に流されると水門の機能を損なう恐れがあり、この河川敷でも2004年に台風による川の増水で、防護ネットなどが流れ出す被害が出ているということです。岡山河川事務所では今後も旭川や吉井川の河川敷9ヵ所で同様の訓練を行っていく事にしています。
|
|
|
野崎家旧宅でサツキ見ごろ
|
▲▼ |
倉敷市児島の塩田開発で財を成した野崎家の旧宅で、サツキの花が見ごろを迎えています。国の重要文化財に指定されている野崎家旧宅の庭には、約60本のサツキが植えられていて、中には樹齢約150年のものもあります。サツキはツツジとよく似ていることで知られていますが、ツツジと比べ少し小ぶりの可憐な花を咲かせています。今年は春先に気温の高い日が続いたため、例年と比べ開花が1週間ほど早いものの、花付きはまずまずということです。野崎家旧宅のサツキの花は来月10日ごろまで楽しめると言うことです。
|
|
|
沖縄の物産展
|
▲▼ |
沖縄の味と伝統の技を集めた物産展が27日から高松市のデパートで始まりました。会場の三越高松店では沖縄伝統のお菓子、「サーターアンダギー」や郷土料理の「らふてい」など沖縄自慢の味覚や工芸品、約2千点が販売されています。中でも、沖縄産の黒糖を使った杏仁豆腐やさつまいもを練り込んだシュークリームなど、スイーツのコーナーは大勢の買い物客でにぎわっていました。また、ソーキそばのコーナーでは本場の味をその場で堪能することができます。この他、沖縄伝統の染織技術、紅型を使った沖縄の夏のビジネスウエア、「かりゆしウエア」は四国初登場です。沖縄の物産展は来月1日まで高松市の三越高松店で開かれています。
|
|
|
おかやまクールビズサポーター委嘱式
|
▲▽ |
上着なし・ノーネクタイのクールビズの季節がやってきました。岡山県庁では、紳士服店の販売員などがクールビズサポーターに任命されました。クールビズサポーターは、クールビズファッションの専門知識を持つ人や、普及に取り組む人を岡山県が去年から任命しているものです。今年は、県内のデパートや大型スーパーの紳士服売り場の販売員、それに商工会議所連合会のスタッフなど13人が任命されました。国は毎年6月からの取り組みを呼びかけていて、クールビズサポーターは、販売店でアドバイスしたり、職場での完全定着を目指して活動します。
|
|