インターニュース
映画『スピード・レーサー』の韓国人は反日?
アメリカをはじめ、アジア諸国で絶大な人気を誇っている映画『スピード・レーサー』。つい先日公開がスタートしたタイでも、その映像美とジェットコースター的なストーリー展開に、大きな歓声があがっている。日本のアニメーション『マッハゴーゴー』がもととなっている映画だが、設定は一部同じものの、特に原作を知らなくても老若男女が楽しめる素晴らしい作品に仕上がっている。だが、ひとつ腑(ふ)に落ちないなウワサが広がっており、この映画が日本でブレイクするに際し、大きな障害となるのではないかという懸念がある。
この映画には重要なポジションのキャラクターとして、テジョという人物が登場する。日本人女性に人気の韓国俳優・RAIN(韓国名:ピ)がその約を演じている。作品内ではテジョの国籍を明らかにするセリフはないが、名前や服装から連想すれば、彼が韓国人のキャラクターであることがわかる(スーツにハングル文字が書かれている)。もともと韓国人という設定であれば問題はないのだが、当初の脚本ではテジョは韓国人ではなく日本人だったのだ。
なぜ、国籍が日本から韓国に変更されたのか? それは、この映画の監督であり、脚本を手がけたウォシャウスキー兄弟(代表作は『マトリックス』『ヴィーフォーヴェンデッタ』)にテジョ役のRAINが「俺は韓国人だし、韓国人が日本人を演じるのはおかしい。つまり、俺の役の国籍を日本から韓国に変更してほしい」と、直談判したのだ。
これにはウォシャウスキー兄弟も苦悩したらしいが、あまりのRAINの熱意に負け、設定を書き直したのだという(脚本上ではたいした変更点はないが)。この映画を観るときに注目してもらいたいのは、テジョの服装である。テジョが着るレーサースーツにはもともと文字を入れる予定はなかったが、韓国であることを誇示するために、RAINの意向からハングル文字を入れさせたのだ(ハングル文字のカッコ良さを監督に語ったという)。また、背景のフラッグにもハングル文字を入れさせている。当然、テジョというキャラクター名も、韓国人に設定がかわった時点でつけられた当初とは違うものだ。
ちなみに、ウォシャウスキー兄弟の次回作『忍者アサシン』に、RAINは主演で登場するという(スタッフとして『マトリックス』のジョエル・シルバーも参加が決定している)。
とはいえ、『スピードレーサー』の作品自体は、いままでにない映像日とスリリングな展開で観る者を虜にしてしまう“芸術作品”だ。タイで一足早く観させてもらったが、その素晴らしさを文字で伝えることは不可能。稚拙ながらひとことで表現させてもらえれば、万華鏡のような映画である(もしくは、散りばめられた無数のビー玉のようでもある)。いままで多数の映画が『マトリックスを越えた!』というキャッチコピーを使ってきたが、この映画こそ本当に『マトリックス』を越えた感動映像を与えてくれるだろう。ある意味、ウォシャウスキー兄弟はみずからの映画をみずから越えたのだ。
作品名:
『スピードレーサー』
監督・脚本:
アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:
エミール・ハーシュ、スーザン・サランドン、真田広之、RAIN(ピ)
公開時期:
2008年7月5日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国の劇場にて公開
公式サイト:
『スピードレーサー』公式サイト
2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
関連リンク
さらに詳しい記事はこちらをお読みください
中国に行くならココに行け!
中国同萌会は永遠に! 中国人メイド喫茶特集6(四川省成都)
俺が中国のオタクだ! 中国人メイド喫茶特集5(四川省成都)
私ってカワイイでしょ♪ 中国人メイド喫茶特集4(四川省成都)
中国人美少女メイドたち♪ 中国人メイド喫茶特集3(四川省成都)
私服のメイドにドキッ! 中国人メイド喫茶特集2(四川省成都)
日本語で「ご主人様♪」中国人メイド喫茶特集1(四川省成都)
インドのディズニーランド特集3 ミッキーの素顔を激写!
インドのディズニーランド特集2 ミッキー登場!
インドのディズニーランド特集1 パクリすぎ!?
記者:ささきなつみ
この映画には重要なポジションのキャラクターとして、テジョという人物が登場する。日本人女性に人気の韓国俳優・RAIN(韓国名:ピ)がその約を演じている。作品内ではテジョの国籍を明らかにするセリフはないが、名前や服装から連想すれば、彼が韓国人のキャラクターであることがわかる(スーツにハングル文字が書かれている)。もともと韓国人という設定であれば問題はないのだが、当初の脚本ではテジョは韓国人ではなく日本人だったのだ。
なぜ、国籍が日本から韓国に変更されたのか? それは、この映画の監督であり、脚本を手がけたウォシャウスキー兄弟(代表作は『マトリックス』『ヴィーフォーヴェンデッタ』)にテジョ役のRAINが「俺は韓国人だし、韓国人が日本人を演じるのはおかしい。つまり、俺の役の国籍を日本から韓国に変更してほしい」と、直談判したのだ。
これにはウォシャウスキー兄弟も苦悩したらしいが、あまりのRAINの熱意に負け、設定を書き直したのだという(脚本上ではたいした変更点はないが)。この映画を観るときに注目してもらいたいのは、テジョの服装である。テジョが着るレーサースーツにはもともと文字を入れる予定はなかったが、韓国であることを誇示するために、RAINの意向からハングル文字を入れさせたのだ(ハングル文字のカッコ良さを監督に語ったという)。また、背景のフラッグにもハングル文字を入れさせている。当然、テジョというキャラクター名も、韓国人に設定がかわった時点でつけられた当初とは違うものだ。
ちなみに、ウォシャウスキー兄弟の次回作『忍者アサシン』に、RAINは主演で登場するという(スタッフとして『マトリックス』のジョエル・シルバーも参加が決定している)。
とはいえ、『スピードレーサー』の作品自体は、いままでにない映像日とスリリングな展開で観る者を虜にしてしまう“芸術作品”だ。タイで一足早く観させてもらったが、その素晴らしさを文字で伝えることは不可能。稚拙ながらひとことで表現させてもらえれば、万華鏡のような映画である(もしくは、散りばめられた無数のビー玉のようでもある)。いままで多数の映画が『マトリックスを越えた!』というキャッチコピーを使ってきたが、この映画こそ本当に『マトリックス』を越えた感動映像を与えてくれるだろう。ある意味、ウォシャウスキー兄弟はみずからの映画をみずから越えたのだ。
作品名:
『スピードレーサー』
監督・脚本:
アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:
エミール・ハーシュ、スーザン・サランドン、真田広之、RAIN(ピ)
公開時期:
2008年7月5日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国の劇場にて公開
公式サイト:
『スピードレーサー』公式サイト
2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
関連リンク
さらに詳しい記事はこちらをお読みください
中国に行くならココに行け!
中国同萌会は永遠に! 中国人メイド喫茶特集6(四川省成都)
俺が中国のオタクだ! 中国人メイド喫茶特集5(四川省成都)
私ってカワイイでしょ♪ 中国人メイド喫茶特集4(四川省成都)
中国人美少女メイドたち♪ 中国人メイド喫茶特集3(四川省成都)
私服のメイドにドキッ! 中国人メイド喫茶特集2(四川省成都)
日本語で「ご主人様♪」中国人メイド喫茶特集1(四川省成都)
インドのディズニーランド特集3 ミッキーの素顔を激写!
インドのディズニーランド特集2 ミッキー登場!
インドのディズニーランド特集1 パクリすぎ!?
記者:ささきなつみ
- [PR]
インターニュース
- 映画『スピード・レーサー』の韓国人は反日? 5月27日 16時00分
- 大学教授が男子中学生に性的イタズラで逮捕 5月26日 22時00分
- 【パスポートは眠れない】ラオスで麻薬を買う日本人 第六話 その2 5月26日 20時00分
- 事故現場を有名漫画家がスクープ激写! 5月25日 18時00分
- 中国大地震特集:邦人の安否と成都の現状 5月25日 15時00分
- インターニュース一覧 / 写真
新着の記事
- 結婚式・披露宴で正直やめて欲しい演出ランキング 5月27日 17時38分 [ コメント-1]
- トム・クルーズ、元妻ニコール・キッドマンとの鉢合わせ回避に必死 5月27日 17時20分 [ コメント-1]
- ドバイ警察、異性の服を着用する男女を逮捕 5月27日 17時14分
- 内定者フォローに高級ホテルの懇親会 3Sは過去のもの 5月27日 17時00分 [ コメント-1]
- 土屋アンナ 亡き元夫に「今でも愛してました」 5月27日 16時45分 [ コメント-4]
- 来日したイ・ドンゴンが、結婚観を激白!8月にはコンサートも決定 5月27日 16時28分
- サンパウロで同性愛者によるパレード、300万人参加の声も 5月27日 16時25分[ コメント-1]
- 映画『スピード・レーサー』の韓国人は反日? 5月27日 16時00分[ コメント-1]
- 株式市場 大引け概況【5月27日】 5月27日 15時28分[ コメント-1]
- 英語教育に熱心な韓国、テコンドー組み合わせた学習法が登場 5月27日 15時26分
- 新着記事一覧