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2008/05/27 14:30 KST
軍当局、米中古アパッチヘリ36機の購入を検討


【ソウル27日聯合】軍当局が、戦時作戦統制権の単独行使に備えた陸軍の火力補強に向け米国の中古アパッチヘリ(AH−64D)36機を購入する案を検討している。

 国防部関係者は27日、先ごろ米国がアパッチヘリを韓国に販売可能との意思を表明してきたことから、実務レベルで検討を進めていると明らかにした。米国は性能改良事業に着手する中古アパッチヘリ約500機のうち、最新年式を中心に36機を提供できるとの立場を示したとされる。軍は約1兆ウォン(約990億円)の事業費(1機当たり300億ウォン)を投入してアパッチヘリを導入し、2012年ごろに戦力化する計画だという。

 これに関連し陸軍関係者は、「陸軍が運用中の老朽化した攻撃ヘリ『コブラ』に代わるヘリを開発する場合は8年ほどかかる。戦力に空白があってはならないとの見地から一部攻撃用ヘリを導入し、残りは国内技術で開発する案を進めている」と話している。

 一方、軍当局はアパッチヘリ導入とは別に4兆〜5兆ウォン程度を投入して韓国型攻撃ヘリ開発事業を引き続き推進する計画だ。これに向け、防衛事業庁は韓国型攻撃ヘリの開発のための先行研究を9月までに完了させる。国防部関係者は、韓国型攻撃ヘリ開発研究費を「2009〜2013年国防中期計画」に反映したと説明、国内技術による攻撃ヘリ開発事業は予定通り進めていると伝えた。